木製のサイロ(旧早来町)
木製サイロは、1931(昭和6)年に早来町遠浅の牧場に建設されました。木製であることで同町の指定文化財になっていました。(北海道最古の木製サイロです)
老朽化で2015年に解体されましたが、地域の酪農の歴史や文化を伝えるため早来の認定子ども園「はやきた子ども園」がサイロの古材を譲り受けて園内に復元。
高さ8メートル、内径3・6メートルの建物が8月7日に完成。
しかし、その1カ月後、安平町で震度6強を観測した9月6日の地震で被災。基礎のコンクリートにひびが入り、サイロが南西方向へ傾きました。
園は「災害遺構として残したい」と考え、傾斜した形のままで保存することに。
絵は地震前の状態を描いたものです。