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中の川のキツネとサケ科の稚魚たち

5月の中旬に中の川でサケ稚魚の群れを見つけたので、その後はどうなったのかなと、朝早く様子を見に行った時のお話です。
5月15日にサケ稚魚が群れていた場所には、さすがに姿はなく、付近を探ると、サクラマスの稚魚たちが、流れのまんなかを泳いでいました。
小河川の「中の川」の小さい流れとはいえ、本流スジ。ここを自由に泳げれば、中の川のどこでもいけそうです(魚道はまだ越えられないサイズだけど)。

この時期になるとしっかり泳げます

じゃあもっと下流はどうかなと、JR鉄橋の直下へ。前年も同じ5月30日にサケ稚魚を撮影した場所に向かいました。
橋をくぐって川に入ろうとすると、迎えてくれたのは4匹のキツネたちでした。
自然が近くにある手稲区ではありますが、まさか住宅街に囲まれたJR鉄橋の直下でキツネが日向ぼっこしてくつろいでいるとは。
そのうちの1匹は激しく警戒して吠えかけてきました。キツネって犬みたいな声でなくんですね。「コンコン」ってどこからきたのかしら? 「ワンワン」の方が近いような…。

覗かれています

オオヨシキリの鳴き声と、キツネの目線を感じながら、サケらしき稚魚を見つけたものの、種類を特定するまではできませんでした。

2022年5月30日撮影

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