水温17度でいきいき!?
札幌は連日暑い日が続いていて、豊平川本流はまるで温泉のようなぬるさ。魚たちはどこにいるのか、暑いのにドライスーツを着て水中を探ってみました。
上から見えないのにのぞくと…
真駒内川は、本流に比べれば比較的温度が低いものの、ヌルいのには変わりありません。大きな落ち込みを覗き込んでも魚の影はよく見えず…。
でも、いないわけはないでしょう、と水に入ってみました。
ヤマメがどっさり。ちょっと濁りがあるのと、水面がゆらぐので、魚の背中が見つけられません。
涼をもとめて
ただ、やっぱり真駒内川の水がぬるいので、ドライスーツを着続けるのは荒業。そこで、冷水が流れる山鼻川に転戦です。
山鼻川を流れてくる藻岩山の発電所から流れてくる水は水温17度。この時期のドライスーツと相性抜群です。
魚たちも生き生きしているようです。アメマスの幼魚は、このあたりで初めて見ました。
業が沈む川
ただし、この山鼻川、川の上にいくつか橋がかかっているのですが、橋の上からゴミを投げ入れる人が多く、ビデオデッキやらゴルフバッグやら脚立やら工具やら、自動車のナンバープレートも何枚か沈んでいます。
都市河川の宿命というか、人の業の果てというか・・・。
廃棄物は水の中に入れても消えないので、正規のルートで処分していただきたいと切に願うのであります。
2020年8月2日撮影