
住宅街でもサケ稚魚泳ぎ始めています 札幌西区 中の川
2022年のサケたちの子どもは?
札幌西区・手稲区の住宅街を流れる中の川は、新川を経由して石狩湾とつながっています。2022年シーズンは、コンサドーレの練習場にほど近い区間で、細い水路に遡上してきたサケが集結、産卵していました。
その後を探るべく、2023年は中の川でサケ稚魚を探していたところ、3月12日に見つけました。
下から見るとひ弱
サケ稚魚は、数が少ないと警戒の度合いが高く、特にこの川のように撮影者が稚魚から丸見えだと、水中カメラを接近させてくれません。
そこで4日後、浮上した稚魚が数をましたところで、再度、水中から観察してみました。
上からみると、稚魚たちは、とても丈夫そうに見えるにに、下からみると、「浮上したて」に見えます。もしかすると、お腹はまだ閉じ切っていないのかもしれません。
サケとサクラマスの境目?
この4日間で、一気に雪解けが進んで、流れが濁るかわりに、河原はとても歩きやすくなりました。サクラマスの稚魚が見つからないので、少し上流も調べていました。
サケ稚魚の場所から上流に300mあがったところで、サクラマスの稚魚を発見。こっちには、サクラマスの稚魚しか見つからなかったので、2022年シーズンのサケとサクラマスの境目は、札樽自動車道付近だったようです。
2023年3月12日/16日撮影