なぜ_僕がメンタルトレーナーを目指したのか

なぜ、僕がメンタルトレーナーを目指したのか。

【はじめに】
メンタルトレーナーとして独立した私が、今回のブログでメンタルトレーナーを目指したきっかけをさらけ出すことで、私の人間味が出て更にたくさんのスポーツ選手に相談に来てほしいという純粋な動機で書きます。

ちなみに自分の心のつぶやきは【あとがき】に書こうと思います。

【あとがき】
今までのブログでは、あまり人間味を出してこなかったけど今回は思い切ってさらけ出してみよう。。。
少しでも「秋山」が伝わるように、怖いけど。。。


では、

私は、いや、僕は小さな頃から色々なスポーツをしてきました。

アルペンスキー、クロスカントリー、サッカー、陸上、相撲
そして、小学校4年生からは野球を始めて実業団まで野球を続ける事ができました。

こう書くと、野球の自慢話か?と言われそうですがそうではなくて、本当に自分は周りの人のおかげで野球を続けてこれました。というお話です。

中学に上がる時は、野球を辞めてバスケ部に入ろうとしていたところを先輩のお父さんに声をかけてもらって硬式野球クラブに入部できたし、高校も大した上手くもない自分(キャッチャー)は同じチームのピッチャーが優秀だったのでセットで野球推薦で入学。

高校3年時の試合を大学の監督さんが見てくださって、他にキャッチャーがいなかったのか、なぜか直接家に電話をもらい入学を決意。(なぜ電話番号を知っていたか不明…)

実業団に入れたのも、新人の入団数は5人。
その5人の中に僕は入っていませんでした。
僕は6人目。つまり補欠です。
しかし、なんとその5人のうちの1人がドラフト指名されてヤクルトに入団したことで1つ枠が空いて入れました。補欠入団です。

でも、最終的には同期の誰よりも長く現役を続けました。(ここだけ自慢)


で、なぜメンタルトレーナーを目指したのか。

その理由は、2つあります。

1つ目は、自分がめちゃくちゃメンタルが弱かったからです。
小さな頃から、かなりのビビりでした。


・小学生の時には、試合中に緊張からか腹痛でトイレに行き試合中断。

・高校の時も試合の前の夜に、友達が泊まりに来ていても試合の事が不安だと話す。

・大学時には、公式戦中にイップス発症。

・イップスを抱えたまま、実業団に入るが大事な公式戦前は朝まで眠れないのは日常茶飯事で、他の日には救急車を呼ぶほどの胃痛に襲われる。

くらい、メンタルが弱く悩みでもありました。

その時に考えていた事は、実力が10あるとしたら本番では7か8出せれば良い。
なので、実力の10を、11、12と伸ばすことで本番で出せる力を8から9、10へと伸ばそうと考えていました。
つまり、本番で実力は100%出せないものだと考えていました。

しかし、同じチーム内には10の実力をそのまま本番で10出せる選手もいました。これはきっと、メンタルの差で、自分はメンタルが弱いから。。。と思っていました。

現役引退後にメンタルを学ぶことになるのですが、そこで知りました。

そもそもメンタルが強い人はいる。
でも、メンタルが弱い人は、メンタル弱いんじゃなくて知らないだけだという事。

色々な物事や出来事に対しての考え方や捉え方や対処の仕方を知らないだけだったという事。

これを現役時代に知っていたら、全然違った選手になれたのでは…

「よし、この自分が現役の時に知っておきたかったメンタルの情報をこれからの選手に伝えて実力を存分に発揮してもらいたい。そして、より充実したスポーツ人生にしてほしい」がメンタルトレーナーを目指した1つ目の理由です。


2つ目は、僕がスポーツで体験した感動、達成感を味わってほしい。です。

僕は、大学まではほとんど全国大会を経験したことが無い選手でした。中学生の時は全国大会には出ましたが、予選に出たチームの半分以上が全国大会に行けるような大会でした。

そんな僕が実業団で味わった、仲間と一緒になって努力をして目標を達成した時の感動は今でも忘れられません。
その何倍も悔しい思いもしてきましたが。。。

そんな悔しさを吹っ飛ばすくらいのスポーツの素晴らしさである仲間、感動、成長を体験しました。

今度は、これからの選手たちにこの様な体験をしてほしい。その為に選手のメンタルサポートをさせてもらい選手たちと感動を共有したい。が2つ目の理由です。
もちろん、僕なんかより素晴らしい経験をされている方はたくさんいると思います。決して、僕と同じ体験をしてほしいという意味ではなく、少しでもスポーツの素晴らしさに触れてほしい、その為に少しでも力になりたいという意味です。

この2つが僕がメンタルトレーナーを目指した理由です。

スポーツは勝ち負けが全てではないのは、重々承知です。
メンタルトレーニングは試合に勝つことだけが目的ではありません。
スポーツを引退した後も、このメンタルは重要で
「人生の質はメンタルで決まる」とも考えています。

なので、これからの若い選手たちのメンタルに携わり長期的に役立つメンタルトレーニングができればと考えています!!


上の方で少し書きましたが、僕はイップスを経験しています。
そして、イップスを学びました。
学んでわかりました。
イップスで悩んでいる時の自分に何が起きていたか。
これも現役の時に知っていたら…
イップスは経験した事がある人にしかわからない苦しさや悔しさがあると思っています。
メンタルの弱さももちろん、イップスで悩んでいる選手の気持ちも手に取るようにわかるつもりです。
だから、何とかイップスで悩んでいる選手の力になりたいと考えています。

メンタルやイップスで悩んでいる選手がこれを見てくれたとしたら、ぜひ連絡してほしいと思っています。
必ず現状を打破できる方法があります。
一緒に、乗り越えて感動を共有しようぜ!!


【あとがき】
今回書いた、記事はあくまでも自分の意見です。
メンタルやスポーツに対しても色々なご意見があるかと思いますが、今日は僕の正直な気持ちを書かせていただきました。

ホームページでは、
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秋山泰隆(著者・メンタルトレーナー)
・北海道メンタルクリエイション 代表メンタルトレーナー ・イップス研究所 札幌支所 支所長 ・著書「不安な気持ちで最高の結果を出す方法」出版 小学生~プロアスリートのメンタルサポート。日本一、全国大会、海外大会出場者多数輩出。

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