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昆布の季節がやってきた。羅臼からの便り。

北海道の夏といえば、やっぱりウニを思い出しますか?

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そのウニは、昆布が大好物。昆布あるところにウニ有りなんです。

だから昆布の産地と、ウニの名産地は一致するんですよ😉

羅臼のウニが甘くて味が濃いのは、羅臼昆布の味を反映するからなんです。

なるほど〜!でしょう?

さて、今日のお話はウニではなくて昆布ですよ。

羅臼の昆布漁師・大友さんが、春の海明け後4月19日から今年の養殖昆布の様子をFBにアップしていらっしゃいます。
(*海明け=流氷が海の彼方へと流れていってなくなることです。)

きょうは、写真をお借りしました。

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養殖昆布はロープに、2年かけて育てます。上の写真は2年目です。

幅も広いしおおきいんです。根のところ、がっちりロープに絡まっています。重くて大変そうです。

こんなに立派に育つまでの様子を、大友さんの写真から追ってみましょう!

🌟4月19日 養殖昆布手入れスタート!

昆布を海から浮上させてお手入れをします。

これ、全部昆布!じゃないんです。👇

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手入れ後。雑草がなくなり、すっきりしました。

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この、すべすべして幅が広いのが昆布です。

🌟4月20日。翌日の漁場。むっちゃきれいなんですが。

「何だかな〜。
朝530に出港1000に風波も高くなり1030帰って来ました。
思うようにいかない⤵️😅
昆布は順調に生長していますね」(by大友さん)

人の思うようにはいかない海の仕事なんですね。

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仕事はこの夏に漁する昆布のことだけではありません。

「めんこいっしょ昆布のこどもたち(笑)😁」(by大友さん)

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一年目の昆布です。

これを何枚かごとに切って別のロープに縛るのが羅臼流だそうです。

この1歳昆布は昨年秋にはちっさくて、顕微鏡でしか見えなかったのが、半年でこんなになります。
しかーも!冬の間は流氷に削られないようにロープを沈めるので、その海の中で育つんです。

すっごーーーい!!!よね?

羅臼の海の豊かさをイメージしませんか?

🌟5月末。今からひと月前です。

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やったぁ!こんなに美しく育ちました。

でも。。こちらは… 

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冬の間、海の底で網がからまって
ボロボロになってしまった昆布です。( ;  ; )。

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ボロボロの昆布を落として良い昆布を縛り直して。

夏の昆布が良くなるように、次から次へと仕事があります。

🌟5月27日。 

「4月19日に手入れした昆布が良くなってきた〜😁」(by大友さん)

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ゆらゆら、のびのび。

でっかいどー!羅臼昆布だもーん!!!

7月中旬に、漁が始まります。

安全操業でがんばってください!

羅臼の昆布が育つ「世界自然遺産は、昆布にとって最高の環境」(記事中見出し)のこと。

養殖は、「野菜を育てるように海の畑で昆布を育てる」(記事中見出し)こと。

環境に負荷をかけない「サスティナブルな昆布漁で海を守る」(記事中見出し)羅臼の昆布漁のこと。

もしも、あなたが昆布漁に興味を持ったら、
この記事はぜひぜひぜひ、読んでほしいです。
推し推しです。





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松田真枝
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