北海道の旅 2021年冬 2日目
道の駅230ルスツにて朝7時起床。氷点下にはなっていないため寒くはない。近くのセイコマで朝食を摂る。
隣に居た軽キャン。いいなあ。
洞爺湖温泉
小樽上陸後すぐ購入した「HO」を眺めていると、洞爺湖万世閣が朝風呂をやっている事に気づき向かう。
日帰り入浴はおとな1,100円、HOの半額券を使わせてもらう。
スタンプ5倍デーとのことで、スタンプカードを作ってもらう。万世閣グループ3館で使える。
10年前に仕事で良く来ていたが、ロビーがめちゃくちゃ変わっている。
洞爺湖を望む露天風呂。茶褐色の湯につかる。レイクサイドテラスとは、良い名をつけたものである。
入口を出たところに創業者・濱野増次郎さんと2代目・濱野豊さんの銅像がある。濱野豊さんは2代目濱野増次郎を襲名したため、銘板にはどちらも「濱野増次郎」とある。どちらがどちらなのだろうか。
私は濱野豊さんのWikipedia記事のエピソードが好きだ。戦争から復員してホテルを継ぐ決心をした事や、サイパンで花火をあげた事、死の数日前の事など。私の母方の祖父の3つ上、同世代の壮絶な大正の人であり、実感からもあの時代の人は凄いとつくづく思う。
3代目の浩二さんにはお会いした事がないが、4代目の清正さんとおふたり共々、いつか横に並ぶのだろうか。
洞爺湖一周
湖岸の道を一周する。
湖面も凪ぎ、絶景だ。
浮見堂駐車場。
道の駅とうや湖
昼食のため外輪山を登り、道の駅とうや湖へ。
去年は「噴火湾帆立定食」を食したが、要するに帆立めしと帆立汁の定食であった。今年は「噴火湾帆立と真健鶏のうどん」を注文。なぜうどん?と思ったが、このあたりは香川県出身者が開拓した土地だからだそうだ。所在地の字も「香川」である。透き通った出汁とコシのある讃岐うどんに、帆立の風味が利いて美味い。
登別温泉へ
再び湖岸へ降り、登別温泉方面へ。HOに登別万世閣の半額券があったためである。
道の駅そうべつ情報館i。
2階には有珠山の展望室と噴火の歴史資料展示がある。
オロフレ峠を越える。
登別万世閣へ到着。13:00日帰り開始と勘違いしていたがHOを見ると13:30開始と判明する。「最新の営業状況をHPで確認」の注記が妙に気になり、確認すると「12/4(土)、12/11(土)は混雑回避のため日帰り中止」との事。なんとまあ。。。道民割で宿泊が好調なのだろうか。第一滝本館へ行こうかと思うも、2,250円支払うのもどうかと思い、断念する。
道の駅みたら室蘭
5年ぶりの訪問だ。室蘭へはめったに来ない。
白鳥大橋を渡る。
道の駅だて歴史の杜
今宵のキャンプ地はこことしてある。室蘭やきとりと室蘭カレーラーメンを体験するためだ。東室蘭に泊まる事も考えたが、徒歩圏内に両方の店があるため伊達に決めたわけである。
やきとりの一平 伊達店
夕暮れの伊達の街を歩く。
まったく人がいない。シャッター商店街である。
住宅街の中にポツンと「一平」の看板が見える。え…あれか?
家?だよな…
17:00開始の10分ほど前だが、覗いてみる。「カウンターどうぞー」とご主人。「焼き物ちょっと時間かかります」との事。カウンターにはプラ容器が並ぶ。テイクアウトの仕込みで忙しそうだ。
クラシック生を一杯。
チーズベーコン。
アスパラ肉巻き。
そして精肉やきとり。豚肉とタマネギのねぎまをカラシで。このたれが辛からず甘からず、絶妙で美味い。
土曜日ということもあり、予約でいっばいらしい。ウオークインの3名様はお断りされていた。開店早々に行って正解だ。ご主人も実にキビキビ動かれている。
じぇんとる麺 伊達店
シメのカレーラーメンへ。
しかしこの街、実に不思議な街である。住宅街の中にポツリポツリと飲食店やスナックがある。
銭湯。
到着。
こらまた何屋さんなの?…
お腰の曲がったご主人と奥様おふたりでされているお店のようだ。
麺は西山製麺。ほどよい辛さ。カレーでもあり、ラーメンでもある。始めた方が「日本人の好きなカレーとラーメンを合わせたらどうだろう」と考えた事は実現出来てる感じだ。
口が辛くなりすぎたので、冬のセイコマソフトでお口直し。
いやいや、伊達、なかなかディープな街である。今日は実に濃い一日であった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?