北海道の旅 2021年冬 4日目
目が覚めると、外はすっかり雪化粧されている。
朝風呂へ入り、朝食を摂る。
目玉焼き・ウインナー・スープ・サラダに、豊富なパンが並ぶ。ものすごいコスパである。
車の窓が凍てついている。こうなると出発まで少し面倒だ。
道の駅花ロードえにわ
札幌より国道36号を南下し、恵庭バイパスへ入って少し先にある道の駅だ。
この道の駅は私が北海道で初めて車中泊した道の駅であり、思い入れが深い。
豊富な土産物とパンが並ぶ売店、奥にはレストラン。休日は大混雑であろう。昔よりも駐車場がものすごく増えている。
裏に回ると、広い庭が広がっている。こんな場所、あっただろうか。
マリオットホテルが出来ようとしている。
スタバも建設中だ。
どおりで工事の方の姿や車両が多いわけである。
道の駅ウトナイ湖
苫小牧の国道36号上にある道の駅だ。
裏側はウトナイ湖に面しており、展望台もある。
モニュメントかと思ったら、本物のオオハクチョウであった。
新千歳空港に近いため、航空機がひっきりなしに通過する。
バスツアーのお客さんも大勢いる。空港直前の立ち寄り場所としても最適なのだろう。
日高道・国道235号
苫小牧より国道235へ入り、日高道の無料区間に乗る。雪は全く無くなった。
現在は日高厚賀まで伸びている。昔は国道235号はとにかく所要時間がかかるイメージだったが、日高道のおかげで随分短縮された。
再び国道235号へ入る。太平洋が見えてきた。もう新冠だ。
道の駅サラブレッドロード新冠
昼食を摂ろうかと思っていたが、月曜休館であった。
新冠温泉 レコードの湯 ホテルヒルズ
ちょうど今号のHOで無料入浴可なため、ここで入浴・昼食にする事とした。
無料入浴の場合は巻末にスタンプを押してもらう。少し前頁に半額券もたくさんある。販売価格660円を大幅に上回る価値のある情報誌だ。
木のぬくもりのある館内。
丘の上から遠くに太平洋を望む温泉。きょうは強風のため露天風呂は閉鎖されていた。
10年ほど前に泊まった事があるが、その時は雨であったためか、こんなに景色が良かった記憶が無い。また改めて泊まりにこよう。
昼食メニューは前浜産タコ丼を選択する。弾力があって美味い。
海が見える大広間。ずっと居たい。
道の駅みついし
国道235号をさらに東へゆく。だいぶ陽も傾いてきた。
道の駅みついしへ到着する。この道の駅は私が好きな道の駅のひとつである。どこがと聞かれると困るが、なんとなく好きな場所、そういう場所である。
センターハウス1階には道路情報設備と観光協会事務所がある。隣のオートキャンプ場の受付にもなっている。2階にはインドカレーの店があったはずだが、閉鎖されている。冬季休業なのか廃業なのか。隣の棟には物産店がある。
今宵はここをキャンプ地とする。
みついし昆布温泉 蔵三
隣には温泉・宿泊施設がある。ここもなんとなく好きな宿のひとつだ。
なんとここも今日は強風のため露天風呂が閉鎖されている。太平洋を望む露天風呂が楽しみでここへ来たのだが… 実に残念だ。
あるあるネタであるが、私が入浴後に脱衣場へ戻ると、かなりの高確率で隣接するロッカーを使用する方がそこにいらっしゃって、すんません…など気を遣うハメになる。こんなに多くのロッカーがあるのに何故だろうと、いつも疑問に思う。
風呂上がりには太平洋が見える、誰もいない休憩所でまったりする。この時空が好きで好きでたまらない。
夕餉は館内のレストランにて、こんぶ焼酎とザンギ定食を選択する。みついし牛すき焼きが売りだが、今回はザンギにしてみた。
こんぶ焼酎のお湯割りには、ダメ押しで三石昆布がひときれ入っている。出汁がすごい。
ザンギには昆布塩と昆布一味をかけてみる。味が締まる。
外はもう真っ暗になった。そろそろ床につこうか。