ペーパー保健師が2024年の保健師活動の目標について考える話
地域包括支援センターを退職してちょうど1年経過。
つまりペーパー保健師歴1年。
今は保健師や看護師とは無関係の仕事についている黒井だが、保健師的な活動をあきらめたわけではない。
組織にいたころは、組織的なしがらみや圧力的なところで、やりたい活動もやれないもどかしさがあった。
そんな経緯もあり、退職してからの1年も、細々と保健師的な活動を続けていた。
黒井の保健師活動のモットーとしては、自分が楽しいと思うことをベースにしたい、ということ。
実は(?)、黒井自身は「ボランティア」があまり好きではなく、自分はやりたいとは思っていない。
もちろんボランティアされている方は尊敬するし、ありがたいなと思う。
しかし、黒井は超絶ひねくれ者なので、「ボランティア」は支援される人とする人の間に上下関係が発生してしまうことが多い気がしてしまう。
黒井の地域活動の理想としては、支援する/される関係性を作るのではなく、人と人との繋がりを作ること。
そして、色んな人と繋がることは、黒井自身が楽しいと思っていること。
つまり、黒井が楽しいと思うことをやる!それが地域にとって良いことになればラッキー☆くらいのスタンスでやっていきたいと思っている。
そんなゆるっとしたスタンスで1年活動してみて感じたことは、「地域包括支援センター」という肩書はやはり強い、ということ。
信頼感があるので、イベントを企画するとある程度人が集まる。これは包括に所属するメリット。
また、地域包括支援センターの予算としてイベントを行うことができるので、活動の幅が広がる。
地域包括支援センターの予算として認められていた広報や会場代、事務用品は、全て個人の負担になる。
お金はやっぱり大事。
地域活動をする上での予算に関しては、助成金が色々ある。しかし、助成金は一時的な支援という立ち位置のものが多い。そのため、助成金ありきで活動するのではなく、何かしらの方法で活動経費を確保する手段を確立する必要が出てくる。
福祉や地域活動でお金を得る方法、これが中々難しい。アイデア次第なのだとは思うが、黒井は残念ながら発想力に乏しい。活動を継続すべく、お金を得る方法を探っていくことが、ペーパー保健師としての今年の目標の一つ。
地域包括支援センターの肩書の強さを実感した1年だったが、離れてから実感したこともある。
それは、個人で地域活動を行っている人もたくさんいるということ。
InstagramやFacebookなどで色々な人の活動を見る機会が増え、こんなにも多くの人たちが地域のために、楽しんで活動している!という事実に感動した黒井。
しかし、そんな方たちの活動報告に対して、無駄に躊躇してしまい、「イイね」をつけるぐらいでほとんど絡むことのなかった黒井。今年はもう少し色んな人に絡んで仲良くなりたい!ということも今年の目標。
カネと人脈はやはり大切だなぁと改めて思う(いい方が良くないけれど笑)
地域活動は単発ではなく、継続できないと意味がないと思う。
継続するためにはやはりカネと人脈が必要不可欠。
だけど、それだけを追い続けて、活動の本来の目的を見失っては本末転倒。
しっかりバランスを取りながら、楽しんで地域活動ができると良いなと思う黒井であった。
新年なので抱負っぽいものを珍しく考えてみた黒井。
でも、基本的には包括時代の備忘録を徒然なるままに書き連ねていきます。
今年もどうぞよろしくお願いします。