保健師の認知度向上は何のため?
保健師として働いているみなさん、保健師(名称や業務内容)の社会的認知度についてどう思いますか?「低い」「高い」「そもそも認知度に興味ない」など人によってさまざまだと思います。
ここでは保健師の認知度が低いとか、高いを議論したいわけではありません。そもそも私はなぜ認知度を向上させたいと思っているんだっけ?と、どんなアクションを起こせるんだろうか..を言語化したく書いています。
個人的な認知度の所感
保健師の社会的認知度は低いと思います。「保険屋さん?」「保健師?初めて聞いた」「保健師ってどんなことしているの?」とよく言われませんか。
看護学生の頃から認知度の低さに、なんとなく違和感を抱いていて、行政保健師として働いている時もその思いは増していく一方でした。
私が認知度向上にこだわる理由
前提として、保健師の認知度を向上させることが決してゴールではないと考えています。人々の「自分らしく健康に生きる」を実現する過程の中で必要になると考えています。
人々の「自分らしく健康に生きる」を実現するために、保健師さんを活用できる人を増やす必要があると考え、活用できる人を増やすためには、そもそも認知されることが必要なのではと。
活用する側は大きく3つに分けられると考えました。
①保健師の援助が必要な人
例)地域住民、企業で働く従業員など
②保健師と連携する人
例)社会福祉士、精神保健福祉士、医師、看護師など
③保健師を雇う人(組織)
例)企業、自治体など
活用する側に正しく保健師のことを認知してもらえると、何か問題が起こる前に対応ができたり、より業務が円滑に進み、結果として人々の健康に寄与できるのではないかと考えています。
結論、保健師の認知度は何のために?と問われたら、人々の「自分らしく健康に生きる」を実現させるためであると答えます。
それでは、認知度をあげるためにどんなアクションができるのでしょうか。そもそも何がボトルネックで認知度は低いのでしょう..。
なぜ認知度が向上しないのか
『地域保健』2017年5月号「保健師業務の認知度を高める」の特集を参考にピックアップしてみました。
・「予防」という仕事が見えにくい
・保健師自身も保健師の役割が見えにくくなっている
・手柄を外に伝えてこなかった
上記を解決すれば認知度はあがるのでしょうか。保健師のみなさん、どう思いますか..?
さいごに
あらためて、保健師のみなさんは、保健師の認知度についてどのように考えますか?これを機会に、一緒に考えていけると嬉しいですし、いろんな想いや考えを私も知りたいです。
・保健師の認知度についてどう思いますか?(高い、低い、興味ないなど)
・それはなぜですか?
・もし認知度を向上させたい場合、あなたにできるアクションは何ですか?
アクションにつなげるためのワークショップなどを企画できたら面白いなと考えています。もし協力できる方がいらっしゃったら、ぜひコメントやTwitterのDMでご連絡下さい。まずは自分の考えていることから発信しないと駄目だと思い、アクションしてみました。少しずつ変化を起こせたら嬉しいです。
Ayami