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EOS R10の功と罪

昼間の長さと発育限界温度と有効積算温度。
日が長くなるとともに、発育が止まってしまう発育限界温度以上の温度を毎日足し合わせた場合の、いわゆる有効積算温度の総計がその生き物にとっての一定値を超えれば、その生き物にとっての春になる。
もっとおおざっぱに言えば、三寒四温とはいえ、季節が春に向かっていれば、春が来たとなる。しかし、その三寒四温はヒトと他の生き物では違う。

2,3日前に職場の窓越しからウグイスの初鳴きを聞いた。
朝晩などはまだまだ寒いが、日は確実に長くなっている。
昼間の温度はここ数日は高めで、過ごしやすくなってきた。
発育限界温度と有効積算温度、そして昼の長さの関係で、ウグイスが春と感じて行動を開始したのだろう。

そんな私も昼の長さと、発育限界温度、有効積算温度を自分なりに感じて行動を開始!
カメラとともに滋賀まで出かけた。

片道2時間程度の行程である。

日吉東照宮
比叡山坂本のむかし町

今日はR6m2を携えたが、実は迷いに迷った。
携行が負担になってきた・・・、というかR10のラクさを味わってしまったというべきか・・・。
R6m2とR10の違いはセンサーの大きさはさることながら、シャッタースピードの速さ、バッファーの少なさゆえの連写可能数、そして手振れ補正の有無。
センサーの大きさは、いかんともしがたいが、暗部の撮影でない限りはそんなに支障ないだろう。SSもそこまでの速さは要求しない。動きものも少々妥協すれば数少ない連写でも良としよう。手振れも電子上の処理で我慢しよう。
そう考えると大概の場合、R10の選択になってしまうわけだ。

R10はスナップからオンショットまでこなす。
そうだとすれば、スナップにはもっと軽い小型のカメラがあってもいい。
RicohのGRⅢとかⅢXとか・・・。
そう考えると、もはやR6m2は無用の長物になるではないか・・・。

草津側から対岸を臨む
びわ湖大津プリンスホテル

と考えながら次々ショット!・・・R6m2でも楽しいものは楽しい!


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