note元年
温度の分からない水に入る。
熱いのだろうか?冷たいのだろうか?
おそるおそる足を踏み入れてみれば、
私の皮膚は急激な温度変化に悲鳴をあげる。
だけどその時周囲も私の温度に影響されている。
――初めてnoteに触れたのは、今年の2月。
ぽっと出の私の、ぽっとした発言に、
”スキ”が付いた。
誰にも愛されなくて誰も愛したくない私が、
愛さざるをえない、言葉たちの羅列を、
イイね!と評価されるのではなく、好いてくれる人が現れた。
見ず知らずの私の、心の叫びを、
好いてくれる人がいるのだと。
それだけで、救われた。
それだけでよかったのだ。
――ミズシラズといえば、
今年一番心に残ったnoteがある。
突き刺さるとは、こういうことを言うのだと。
何度も何度も読み返しては、
割り投げたいと思いながら抱きしめた。
この邂逅から、noteに溺れた。
そうして潜ってゆくうちに、出会ったのが、
他人と違っていたい、はみ出したいと言いながらも、
どう足掻いたって、
言葉のルールから逃げられないし、
目に見える安易な色に騙される私には、
黄色い空と、青い太陽なんて描けない。
ここには、言葉も色も世界も、
あらゆるものが自由になって解放される場所があった。
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とろくさい私では、120万以上ものなかからこれだけしか拾い集められなかったけれど、少しづつ世界を壊して、宝物を掘り出していきたい。
当たり前に あると思うな 常識と明日
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