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物語のラストで「記憶消されてるのになぜか泣いてる」みたいなやつ好き

説明を端折ったら、あまりにも意味不明なタイトルになってしまった。
これで主旨を掴めた方がいたらすごい。仲良くなりたい。


今日は「細かすぎて伝わらない選手権」みたいな話をする。



物語(ドラマ、映画、小説、漫画いろいろ含めて)好きのなかには、「このシチュエーションがいい」「こういう展開が好き」という特定のツボがある人も少なくないと思う。


私が好きなのは、冒頭に上げた「記憶消されてるのになぜか泣いてる」やつだ。

「記憶消されてるのになぜか泣いてる」あらすじ
・平凡に暮らしている主人公
・ある日、異世界からやってきた(タイムスリップとかでも可)キャラクターAと出会う
・親交を深めていく主人公とA
・いろいろあって、Aは元の世界に帰ることになる。そのとき、何かの事情で、主人公には自分のことを忘れてもらわなければならない(or記憶にとどめておくことができない)という
・「ありがとう、さようなら」と別れを告げるA
・「絶対忘れないから!」というようなことを言う主人公。しかし本人の意思ではどうにもならず、Aについての記憶は消えてしまう

・その後何事もなかったかのように日常生活を送る主人公だったが、あるときAを連想させるものに触れる
(連想させるもの、例えば…なんかの花とかにしましょうか)
・モブキャラ(主人公とキャラクターAの経緯は知らない)が「これ◯◯の花だよ」とか言って主人公にその花を見せる
・主人公は「へえ、きれいだね」とか言ってしばらく花を抱いて眺めていたが、いつの間にか静かに涙を流している

モブ「主人公…!?なんで泣いてるの?」
主人公「……なんでだろう…」

ただ花を見ているだけだというのに、この懐かしいような、寂しいような気持ちは何だろう。なぜか涙が止まらない主人公であった…


以上が「記憶消されて〜」の全容である。

おそらくベタな部類に入るとは思う。上記を読んで、特定の作品を思い浮かべる人もいるかもしれない。
そう言う私はなぜか全然思い浮かばないので、もしこの「記憶消されて〜」に当てはまる物語を知っている人がいたら教えてほしいです。

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