#6 オンとオフの切り替えができる働き方〜オーストラリアの学校現場から〜
こんにちは。オーストラリアでアシスタントティーチャーとして働く2児の母、ホジコです。
前回の更新からだい時間が経ってしまいました。
と言うのもオーストラリアでは2週間の春休みを迎えていたからです。私も休みの間(当地ではスクールホリデーと呼ぶ)は仕事からいっさい離れて自分の子供と家族との時間になっていました。
学校職員の良いところは「スクールホリデー」があることだなとつくづく感じています。しかも自分の子供たちとスケジュールが一緒なので、義理母に預けたり、学童プログラムに入れたりする必要がないのです。
平日は近所のお友達とお出かけしたりお互いの家で遊ばせたり、普段なかなか会えない日本人のお友達家族と大勢で遊んだり。週末は家族でビーチ、ブッシュウォーク、サイクリングをしたりと、遠出をすることはありませんでしたが十分に充実したホリデーになりました。
学校で働くとすっごく疲れるんですよね。笑。
子供たちのエネルギーの高さには本当に驚かされます。それに負けないように働らくと、仕事に行った日はアドレナリンが出過ぎて疲れているのに夜寝られない。週末になると一気に疲労感に襲われる感じです。毎日生徒たちと喋っているので喉はガラガラになるし、風邪をひきたくないので手を洗い続けているとガサガサの手に仕上がる。(気をつけていても風邪をもらってしまうのがこの仕事の辛いところでもある。)
新米の私にとって慣れないことも多く、しかも当たり前ですが英語でやりくりしなといけない環境なので、日々頭をフル回転させながら学校内を走り回っている、必死必死の状態です。
オーストラリアではスクールホリデー中は先生もアシスタントティーチャーも出勤する必要はありません。会議も部活もありません。先生の中には次のタームの準備をしたり事務作業をしたりする方もいると思いますが、その量は多くはない様に思います。
2週間学校のことを忘れて、ぐーたらした春休みを過ごすと不思議と体も心もリセットされてまた頑張って働こう!という力が湧いてきます。
オーストラリアは4学期制で1タームが10週間で構成されています。10週間行って2週間休みというサイクルです。そしてなんと!夏休みは丸2ヶ月という長〜い期間。オーストラリアの酷暑の夏休みはお母さんたちにとっては戦々恐々の期間になります。
ちなみに、フルタイムで働いているお母さん、お父さんも子供のスクールホリデーに合わせて1週間、2週間まとめて仕事を休んでしまうという文化があるのもオーストラリア。子供と一緒にキャンプに行ったり海外旅行に行ったり、ただ子供との生活を楽しんだり。
オーストラリアでは日本と比べると、「親が子供と一緒に遊ぶ。親が子供を守る、教える、しつける」といった感覚が強いように感じます。ホリデーを長く家族で取る文化があるからなのかもしれません。
子供たちにとっては学校とは違った学びの時間があるのがスクールホリデーなんだと思います。
おまけ
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