【歌詞を読んでエッセイを書く】浜田省吾 少年の心
少年の心 浜田省吾
あれから5年
俺は親父の残した工場に戻り必死になって働いてる
兄貴はあれっきり連絡もよこさずに
俺に任せるつもりだろうか
ひとり、またひとりと
逃げるように去って行く親父の仲間達
俺は何の為に、誰の為に戻って来たのか
時々わからなくなる
想い出すのは必ず あの頃のこと
学校が終わると俺は全力で走って家に帰っていた
15時30分まで なんだ
家に着き工場の路地裏へ行くと親父はグローブをはめて待っている
その時だけが
俺と親父の2人だけの時間だった
中学生になって俺は町の野球チームに入った
親父にグローブをねだった
そしたら親父は無造作に
『これ使えっ』って
親父の使ってるグローブを投げてきた
工場のオイルの臭いのグローブを
俺はみんなにバカにされるのがイヤで
ずっと3年間、小さい自分のグローブを使った
その後、親父とは一度もキャッチボールをしていない
そんなこと想い出しながら
エンジンチョークを開く俺がいる
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