さすらいのチャロ

書いて表現することの修行で、雑記をしています。人生100年時代をどう生きるか、愛犬と過ごしながら考え中。最近は、万年筆と紙の沼にはまっています。

さすらいのチャロ

書いて表現することの修行で、雑記をしています。人生100年時代をどう生きるか、愛犬と過ごしながら考え中。最近は、万年筆と紙の沼にはまっています。

最近の記事

センチュリー#3776⭐︎ニース

どうしても気になっていた万年筆がありました。 プラチナセンチュリー#3776 ニースシリーズです。 丸の内丸善の万年筆コーナーで試し書きもしました。 そして、この度ついにコレクションに仲間入りしました。 初めて中古で万年筆を買ってみました。中古とはなっていましたが、見た目はほとんど新品でした。お値段は¥8000くらい安かったと思います。インクフローもとても良いです。 なぜか、私の最近のブームがラベンダーカラーなんですよね。薄紫ブルーのこのラヴァンドが気に入って、それになん

    • 遊牧民のスペシャリティ

      狩猟民族、遊牧民族、農耕民族、自分のタイプはどれですかと聞かれたら、あなたはなんと答えますか?ワタシは迷わず遊牧民族だと答えるでしょう。では、その遊牧民のこれまでの軌跡を追いながら、想像もしなかった未来への道を遡ってみます。 ノマドワーカーになりたい ノマドワーカーという働き方、いいな。 フリーランスよりもっと自由に時間や場所も選ばずに、自分の持っている専門性を武器にして稼ぐ働き方なんだそうですね。 ワタシは、同級生達がリクルートスーツに身を包んで一生懸命就活していた最

      • アニバーサリー万年筆「ジョバンニ」

        また一つ、年を重ねる区切りの時期を迎えます。 さて、今年の万年筆は…。 最近、自分の誕生日記念に万年筆を揃えるのが恒例になって来てしまいました。 レビューで高評価を見かける、台湾の万年筆ツイスビーエコが気になり始めたのは何ヶ月か前から。 日本橋丸善で試し書きをしてみたり、手帳の市で紙の書き心地を試すために置かれていたのを使ってみたり。 そしてついにコレクションに迎えました。 色はクリームローズゴールド。 ボディに直接インクが入っているなんて、ちょっと斬新。 吸入するときはち

        • 未来に夢を馳せる「手帳のお楽しみ会」

          来年に向けた手帳会議は、混沌としています。 もはや、手帳会議ではなく、手帳のお楽しみ会が始まってしまいました。 最近心の不調が大きくなって、色々なワークをためしているのですが、 それにはノートが大活躍します。ノートが活躍すれば、当然大好きな万年筆も忙しく動き回ってくれて、インク沼のインク達も消費されていきます。 感謝の記録を書いたり、 小さな目標を立てて、達成したことを自身で褒めたり、 ネガティブな言葉を、もう1人の自分がポジティブなフレーズに置き換えたり。 感謝の

          手帳の市2024

          初めて、文具イベントに行って来ました。 手帳の市という、手帳、紙、小物、ペン、インクなどなどが並ぶ、物販だけでなくワークショップも開催されるイベントです。 さて、戦利品紹介ですが、まず初めにちょっとマニアックかもしれない一品から紹介します。 ダンボールを漉き込んだ和紙を作っている、メーカーのブースに引き寄せられ、手にしたのがこちら。 試し書きさせてもらえたのですが、なんと万年筆で書いた文字が全く裏抜けしないのです。 再生紙の和紙っていうところにロマンを感じました。ダンボ

          システム手帳の中身

          システム手帳は何年も前から使いたくて、迷いに迷って手に入れたものの、使いこなせなくてちょっと持て余し気味の手帳の一つ。 皆さん、どんなふうに使っているのでしょうか。 副業で複数のプロジェクトに関わっているため、インデックスを付けてそれぞれのクライアントごとに記録を付けたり、どの手帳に書いたら良いかわからない内容をリフィルに書いて、一旦システム手帳に綴じています。 書く時はいつも万年筆を使いたいので、紙にはちょっと拘りたいです。裏移りは絶対に避けたいところ。 ツバメノートの

          システム手帳の中身

          沼へのいざない

          知人にちょっとしたお礼を準備した。 プチプラ万年筆だけど、クオリティの高さがとても気に入っている「カクノ」。 そして、このカクノに入れたいインクならやっぱり色彩雫。 「好きな色は?」って知人に聞いてみた。 「色んな色が好きだけど、淡いグリーンとかかな」と言う。 それなら・・・と選んだのはカクノボーイ。 色彩雫は孔雀。そして初めての万年筆ユーザーにやさしいカートリッジタイプ。 知人には半年ほど前にバレットジャーナルを紹介したことがある。 早速やってみたいと、ノートを購入した

          トレーサー

          新たに迎えた、セーラー万年筆のプロフェッショナルギアの限定モデルは、透明軸の金ペンで、ずっと憧れていたバイカラーニブのペン先だ。 この21金ペン先は、書き味が実に滑らかで、手帳や日記にサラサラと文字を綴れる。手持ちの万年筆の中では滑らかさがダントツ。 青好きの私はどうしてもブルー系の色合いに走ってしまうけれど、今回は暖色系をあえて選んだ。 そして、ついにバイカラーニブを手にできる感動。 書くたびにうっとりしてしまう。 さて、インクはやはり純正が良いかと考え、セーラー四季

          青の旅

          青の万年筆インク探しは、まだまだ続いている。 先日、銀座のアンコーラで試筆をして、セーラーインク工房440を購入して来たものの、試筆はつけペンを使用して書いたので、万年筆より濃く発色することが分かった。(つけペンやガラスペンは、万年筆の筆跡より濃いめになると、セーラーの店員さんから聞いた。) ペリカンのターコイズみたいな色合いの440番。 やっぱり色彩雫の露草色ではなかった。 同じ色彩雫シリーズの「朝顔」がかなり近いものの、少し違う。 比較をしている、niki.noteboo

          2024の日記と手帳

          来年の手帳どうしようかな、と考える時期になりました。 その前に、2019年から書いてきた5年日記が今年で終わりとなり、次の連用日記をどれにしようか考えていました。 3年日記 2016年から、初めての連用日記でリサとガスパールの絵柄がカワイイ3年日記を書き始めました。中のページにもたくさんの絵があって、書く時に楽しそうと思って買ったのですが、紙がつるっとしていて、万年筆で書くには適さない用紙でした。(書けないことはないけれど、吸い込まないので乾くまでにかなり時間がかかります

          2024の日記と手帳

          節目の万年筆

          4月から始めた、とある学びのコースが今月半ばで終了。 今回も無事完了できそうで、また一つ記念の万年筆を選んだ。 今まで、デザインやカラーにこだわって決めてきたけれど、 海外製は細い字幅に限界がある。手帳に細かい字を書きたいときの 日本製の万年筆が欲しかった。 プチプラ万年筆なら使っていたけれど、そう言えば極細の金ペンが 一つもない。 (前回の修了では、エスターブルック「エスティ」のヌーヴォブルー) 最近見つけた、セーラーの顔料インク「ストーリア」のブルーが お気に入りなの

          露草探し

          パイロット色彩雫の「露草」ロス。 結構長引いている。 とあるきっかけで使った紙が、厚めでしっかりしているのに裏抜けする。 お気に入りの露草インクでミドリのMDペーパーで書いてみると、裏抜けしない。 せっかく買ったこのシステム手帳用紙、万年筆が使えないのは辛すぎる。 メモ用紙になっておしまいなのか。 そこで、セーラーのインクカートリッジ「蒼墨」があったのを思い出し、試し書きしてみると、裏抜けしていない。 蒼墨は顔料インクで、裏抜けはしなかったけれども、一時期ハマっていたく

          色彩雫 「露草」に想いを馳せて その2

          ずっと探している。廃盤になってしまった色彩雫の「露草」の色を。。。 試験的に、最近呉竹社から発売された「うすめの素」を試してみた。 色彩雫の中で露草に一番近そうな青色の朝顔。 それにうすめの素を混ぜて1:1にしてみた。 まず最初に露草のインクをガラスペンに付けて書いてみる。 次に朝顔のインクをガラスペンで書いてみる。 朝顔の方が少し赤みが入っているのか、露草の青々した色と少し違う。 朝顔の色は他メーカーでも近い色を探せる、いわゆる「ブルー」である気がする。 この朝顔に

          色彩雫 「露草」に想いを馳せて その2

          色彩雫 「露草」に想いを馳せて

          2021年12月で生産終了となった、パイロットの万年筆インク「露草」。 この色をずっと愛用している。 共に姿を消すことになった稲穂と土筆も今は手に入らない。 稲穂は、残っていた在庫を買っておいたものの、露草は今手元にある残りを使い切ったら終了。 なんとかして、この色に近いものはないか探しているけれど、どれも違う。 色相表で近かったのが、Watermanのセレにティーブルーだったので、購入してみたけれど、全然違う。少し濃いめで文字を書くと薄めのブルーブラックという感じ。 同

          色彩雫 「露草」に想いを馳せて

          万年筆☆マイベスト

          2023年春、新しい万年筆が仲間入り。 ずっと欲しかったハイエンドのペリカンスーベレーンM800が一番ねらいで、通販サイトでで良くチェックしてから銀座ITOYAの万年筆売り場へ。 さすがに通販で高額な万年筆を買うのは不安でした。 どうせお店に行くなら、モンブランマイスターシュテュック149も試し書きさせてもらおうかな、とワクワクしながら向かいました。 季節柄、万年筆の贈り物がピークシーズンということなのか、お目当てのスーベレーンは欲しい色と字幅が全部売り切れで、がっくりとし

          万年筆☆マイベスト

          サグラダファミリア熟成中

          創発と熟成を続けるサグラダファミリアの 絵をなんとか透明水彩で描いてみたかった けれど、なかなか難しかった。 そこで現地売店で購入したタイルのマグネットに描かれていた、可愛らしい絵を真似て 描いてみた。 熟成を続ける芸術の教会がある バルセロナの空には、 不思議なものがいっぱい。

          サグラダファミリア熟成中