第16回ベトナム語スピーチコンテスト参加者レポート⑥
こんにちは。1回生の平田京妃です。
今回はスピーチコンテストに関してのお題で書かせていただきます。
私が読んだ課題詩はHôn Kiểu Việt Namという、ベトナム系アメリカ人のOcean Vươngさんによって作られたものでした。この詩、解釈の糸口を掴むまでにけっこう頭を抱えました。ヒントも見つからず、「ハズレの詩のほうを選んでしもたなあ。」とモヤモヤしていました。しかし、私の発音や詩の内容についても先生や先輩とたくさん悩んだり、アドバイスをいただいたりと、とっても素敵な経験ができました。私は本番よりも、毎回の練習がいちばん楽しかったです。竹取物語よりも平家物語よりもたーくさん読みました。いちばん思い出して胸がギュウウっとなるのは、本番3日前くらいの朗読練習で「お前、酔っとるなあ!」と先生に言われた時ですね...。あれは自覚症状なしだったので、めちゃくちゃ恥ずかしかった…(;_;)
コンテストの結果としては、質のいい練習が積めたと思っていたから結果には悔しい、そう感じてしまいました(阪大生たち、なんと私以外みんな入賞してました(;_;))。でもあれだけ読んだら詩にも愛着が湧いたし、きっと忘れることもないだろうから、ベトナム語の詩の暗唱という隠し芸が一つ出来たということで、収穫ありということにしておきたいと思います。もちろんもっとたくさんの収穫はありました!私が相当悔しがっているのが清水先生にも伝わったのか、スピコン終了後はたくさん慰めていただきました。私は清水先生にとって「おもろいやつ」の一人なのかもしれないなあ、そうだとしたら嬉しいのですが。。
夏休みから秋まで、長期に及ぶ指導を行ってくださった先生たちには感謝の気持ちでいっぱいです。そして親身になってお話してくれたり、一緒に悩みながらアドバイスをくださったりした先輩たちのおかげで、毎回の練習に安心して臨めました。
ありがとうございました。温かい人たちに恵まれていることを実感できました。
スピコンに集中した次は、宗教や礼儀作法など、文化の面についてもたくさん知りたいなあと思います。
スピーチコンテスト、緊張するかなあと思っていましたが、私はあんまり緊張しませんでした。いちばん緊張したのは、先生に練習日程を伺うためにメールを打った時でした。人にメールを送るのって、相手が誰であってもすごくドキドキしてしまいます。なんでなんでしょうね?
稚拙な文章でしたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。