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皆さんこんにちは!ベトナム語専攻4年生の村上裕紀です。以前ベトナム語専攻の仲の良さについて語らせていただいた投稿から、実に4年振りのnote執筆となります、、、(笑)。4年という月日の中で私自身は1年間のハノイ留学を経験し、同期の大半は社会人として働き始め、新箕面キャンパスの目の前には新しい駅が完成する等、時の流れを感じずにはいられません。そんな中で先日、5年以上ベトナム語を学んできた私が「ことばを学ぶということ」について改めて考え、共有する機会をいただきましたので今回はそのお話をしたいと思います。7月20日に箕面キャンパスにて開催された講演会「ことばが繋ぐ日越交流」において、学生視点から見たベトナムについて語るという大役を務めさせていただきました。桃木先生、小松みゆき様、清水先生という余りにも著名な方々と共に約200名の観客の前でスピーカーを務めるのは非常に重圧がかかりましたが、今までの経験をもとにありのままの自分を語ろうという姿勢で講演に臨みました。主に、自分がベトナム語専攻に入学した際の心境、自分のことばで想いを伝えられないという苦しみを味わった留学期間、そしてその学びを活かして現在取り組んでいる阪大ふくふくセンターのメディエーターとしての活動、という構成で講演させていただきました(詳しい話が気になる方はまた直接聞いてください!)。自分の体験を赤裸々に語ったところ、講演後は想像以上に多くの方に共感の声や感想をいただきました。多くの方と同じ思いを共有でき、外国語を学んでいる人間であれば誰もが同じ壁にぶつかるということを改めて感じたと共に、その壁は普段から外国語を使って自分の世界を広げようとしている人にこそ見えてくるものなのだろうとも考えました。今回は学生視点から明るい話題や成功体験を主にお話ししましたが、小松様がご経験された「苦労しながらも自分のことばで想いを伝えようと日本語を学ぶ中年男性」のお話、「日越での気遣いの差がもたらす異文化齟齬」に関する清水先生のお話、「日越双方の理解不足」に関する桃木先生の御講演すべてが私に新たな視点や気付きをもたらしてくれるものであり今後もベトナムに携わっていくにあたって自分にできることを改めて考える契機になりました。学生生活も残り少なくなってきた中で自分の大学時代を一度総括し、ベトナムにかける熱い思いを多くの人に発信する機会をいただけたことを非常に誇りに思います。留学に行くことの意義、留学中の生活で意識すべきこと、そして帰国後もベトナムを身近に触れておくことの大切さ、といったエッセンスも講演の中に散りばめましたので聴きに来てくれていた後輩に何か一つでも刺さるものがあれば嬉しい限りです。大仕事をなんとかやり切ることができたので、ここからは卒論執筆に本腰を入れていきたいと思います!!!あともう一回くらい在学中にnoteを執筆できる機会があれば非常に嬉しいです。
最後にはなりますが、当イベント登壇にあたってご指導いただきました先生方、関係者の皆様そしてご参加いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。

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