なっとうなっとう ねーばねば。
保育関連の記事の場合には、個人の特定につながらないように配慮して書かせていただいております。また振り返り等もありますが、それらも含めて基本的に現在形に統一して書くようにしています。どうぞよろしくお願いいたします。
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『なっとうなっとう ねーばねば』
(作詞:不明・作者:不明)
なっとうなっとう ねーばねば
はぁ!
ねーばねば
なっとうなっとう ねーばねば
はぁ!
ねーばねば
おおつぶなっとう
こつぶなっとう
おかめなっとう
みとなっとう
なっとうなっとう ねーばねば
なっとうなっとう ねーばねば
なーっとう!!
納豆の手遊びうた。
子どもたちが大好きなうたです。
今回noteを書くにあたり、いつものようにGoogle先生に歌詞をお聞きしてみました。
上記がGoogle先生の歌詞です。
でも実は。
わたしが知っている『なっとうなっとうねーばねば』は微妙に違います。
本当に微妙なのですが。
わたしは「はぁ。ねーばねば」の部分がないバージョンです。
手遊びうたですから、メロディもリズムも振りも、ある意味自由な雰囲気があり、保育士さんによっていろいろ。
このような「いろいろ」があるのが手遊びうたの面白いところだなーと個人的には思っています。
この、なっとうの手遊びうた。
最後に「なーっとう!!」とありますが、ここは子どもたちが最も気合いが入る部分。
なぁーーーーー
(力をためこんでいる)
っとうーーーー!!!!!
(グーを上に突き上げる)
このまま「とぅーーーーーー」の余韻が少し続きます。
そして。
笑う。笑う。
もはや「なっとう」というワードだけでも面白い様子。
そして「とぅー!」「とぅーーーーー!」と繰り返しながら、大笑い。
最後はもう「とう」だけでも面白いみたいです。こちらもつられて笑ってしまうくらい、面白くてかわいい子どもたちの姿です。
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学生の頃。
保育園でアルバイトをしていました。
お世話になっていた保育園では、給食のメニューとして納豆がよく使われていました。大学の関係でのボランティアや他園でのアルバイト等、他にも数園、保育園に関わらせていただきましたが、ここまでたくさん納豆が給食に使われている園は他にはありませんでした。
納豆そのまま(ご飯にのせる)の時もあれば、和え物だったり、炒め物だったり…いろいろ。
栄養士さん・調理師さんが子どもたちのために食べやすく工夫をしてくださり、さまざまな形で納豆が登場していました。
「子どもたち…納豆食べられるのかな?」
初めてここの保育園の給食メニュー表を見たときのわたしの感想です。
よくよく考えてみたら、離乳食に納豆を使用したりしますので、そんなに驚くようなことではないかもしれないのですが。
保育学生の自分は「子ども」と「納豆」のコラボをまだ間近できちんと見たことがなく、その2つのつながりがみえない…というか、「いやいや…こんなにちいさな子どもたちは納豆食べないでしょ…」なんて思っていました。
給食の時間になり、自分の考えは完全に間違いであったことを思い知ります。
食べる。
食べる。
めちゃくちゃ食べる。
おかわりすぐなくなる。
もっと食べたいー…と泣く。
大切にちょっとずつ食べている子もいる。
おかわりほしいぃー。
・・・え?!納豆、すごい人気じゃないの!子どもたちってこんなに納豆食べるの?!???
いやーすごい。
子どもって納豆好きなのね。
子どもと納豆とのとても仲良しな関係性を間近で見たわたしの率直な感想。
もちろん。
全員が全員、納豆大好きー!というわけではありませんが(きれーいにお皿の隅によけている子ももちろんいます。)、学年問わず、ほとんどの子どもが納豆を好んで食べていました。
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そして。
食べっぷりもすごいけれど、子どもたち(特に乳児クラスさんたち)みんな、顔も手も納豆だらけ。ねばねば。これもまたすごい。笑
ねばねば
ネバネバ
ねーばねば
ねばねばねばねばねばねば
これはどうするのかしら?
はい。
もちろん!保育士皆で一丸となって、納豆たちとたたかいます。
まずは子どもたち。
手洗いうがいしつつ(歯磨きもします)、顔を洗いマイタオルでふく。そして着替える。
そして。分担して同時進行で片付け&掃除。
普段の給食時の片付け。最初は1人体制スタートですが、納豆体制は最初から2名でスタートです。万全な納豆シフトです。
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納豆。
調理することも大変だと思います。いろいろ工夫も必要ですし、そのあとの調理器具や食器等の片付けもいつもより倍かかるのよーと給食室の先生方が教えてくださいました。(豪快に笑いながら。)
子どもたちの着替えやその他いろいろ。
そしてお部屋の片付けやお掃除等々。
いつも以上にたくさんやることがあります。
それでも給食メニューとして登場率が高い納豆。
なぜ?
答えは簡単でした。
子どもたちが好きなメニューだから。
子どもたちが喜ぶから。
子どもたちが楽しみにしているから。
子どもたちが美味しいと言ってくれるから。
子どもたちが思いっきり喜ぶ顔をみたいから。
子どもたちの笑顔をたくさんみたいから。
保育士さんも栄養士さんも調理師さんも。
みんな、子どもたちが大好き。
子どもたちのことを想い、子どもたちがいつも楽しくて嬉しくて幸せであることを常に考えているのです。
保育園でのアルバイトでは本当にたくさんのことを学ばせていただきました。
とても良い先輩保育士さんに恵まれ、保育の基礎を一から、とても丁寧に教えていただきました。
ここで教えていただいたことは、しっかりとわたしの中で保育士としての土台になっています。
保育学生の自分にとって、とてもとても学びの多い充実した時間を過ごさせいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
納豆が苦手な方。
ねばねばネバネバ…ばかりでごめんなさい。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
最後までお読みくださいましてありがとうございます。 あたたかいお心遣いに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。