【夏の過ごし方に関する保護者の実態調査】約9割の保護者が2022年の夏休みは出かけたいと回答 自然体験をさせたい親98.08%・身近に自然がないことで自然体験の重要性を感じている
未就学児、園・学校に通う子どもを持つ親260名を対象に「夏の過ごし方に関する保護者の実態調査」を実施しました。
調査の結果、2022年の夏休み(お盆休み)に子どもとのお出かけや旅行で予定していることはあるか質問したところ、「特になし(11.15%)」で、それ以外の約9割は出かける予定があるという回答でした。昨年の2021年の夏休み(お盆休み)に子どもと外出や旅行に行ったかという質問では、約75%が出かけていたという回答で、昨年と今年を比べると外出の予定があると答えた人が約15ポイントほど増えており、今年の夏は外出を予定する家族が増えている傾向にあると言えます。
夏休みは海や川など水辺のレジャーも盛んになり、子どもたちの自然体験機会が一層増える季節ですが、子どもの自然体験についてどう思うかを聞いたところ「体験させたい(98.08%)」で、ほとんどの保護者が子どもに自然体験をさせたいと考えていることが分かりました。更に、子どもにどんな自然体験をさせたいかを質問したところ一番多かったのが「生き物との触れ合い(81.15%)」次いで「川遊び(64.23%)」「海水浴・マリンスポーツ(61.92%)」「農作業や植物を育てる体験(60.00%)」という結果でいずれも60%以上と高い数値になり、様々な種類の自然体験をさせたい傾向にあるようです。また、なぜ自然体験をさせたいのかを質問したところ、「近所には自然が少ないので連れて行ってあげたい」「都会ではできない体験をさせて、好奇心を刺激したい」「意識して経験させないと自然体験できない時代だから」と都市部など身近に自然がないことを理由にあげる親が一番多く、都市部に自然が少ないことから、自然体験の重要性を感じ、積極的に体験させる保護者が多いようです。
まとめ
2022年の夏休み(お盆休み)は約9割の家庭が出かける予定があると回答。昨年出かけたと回答したのは75%で昨年より15ポイント増加しており、今年の方が外出を予定する家族が増えている傾向にあります。
子どもに自然体験をさせたい親は98%で、ほとんどの保護者が子どもに自然体験をさせたいと考えていることが分かりました。「生き物との触れ合い(81.15%)」が一番多く、続く「川遊び(64.23%)」「海水浴・マリンスポーツ(61.92%)」「農作業や植物を育てる体験(60.00%)」はいずれも60%以上と高い数値で、様々な種類の自然体験をさせたいと考えていることが伺えます。また、夏の大人気レジャーである、川遊びやマリンスポーツと同じレベルで、親は子に農業体験をさせたいという傾向にある点が興味深い結果となりました。なぜ自然体験をさせたいかという質問に対しては「都市部では身近に自然がなく自然体験の機会が少ないこと」を理由にあげる親が一番多く、都市部など身近に自然が少ないことから、自然体験の重要性を感じ、積極的に体験させる保護者が多いことが分かります。
調査結果のトピックス
1.2022年の夏休みに外出の予定がある家庭 約9割
2.子どもに自然体験させたい親 98.08%
3.夏の園行事は「七夕」が一番多く約8割が開催
調査結果トピックス詳細
1.2022年の夏休みに外出の予定がある家庭約9割
今年(2022年)の夏休み(お盆休み)に子どもとのお出かけや旅行で予定していることはあるか質問したところ、「特になし(11.15%)」となっており、それ以外の88.85%はなんらか外出の予定があると回答しています。一番多かったのは「帰省(40.77%)」で、次いで「プール(38.85%)」「旅行(30.00%)」「お祭り(27.69%)」が続く結果となっています。また、昨年(2021年)の夏休み(お盆休み)に子どもと外出や旅行に行ったかという質問では「特に行っていない(25.77%)」で、残りの74.23%が出かけたという回答でした。一番多かったのは「帰省(38.08%)」で、次いで「プール(29.62%)」「旅行(19.23%)」「キャンプ・バーベキュー(16.54%)」が続く結果となっています。
昨年出かけたと回答したのが74.23%なのに対し、今年出かけたいと答えている人は88.85%で、約14.5ポイント増えており、昨年よりも今年の夏は外出を予定する家族が増えている傾向にあると言えます。また、一番伸び率が高かったのが「お祭り」で、昨年11.92%から今年27.69%で約15ポイント上昇していました。2年間中止を余儀なくされていたお祭りが、今年は開催する予定の地域が増加したことが要因と考えられます。
2.子どもに自然体験させたい親 98.08%
夏休みは海や川など水辺のレジャーが盛んになりますが、子どもの自然体験についてどう思うかを聞いたところ「体験させたい(98.08%)」「必要は感じない(1.15%)」「その他(0.77%)」で、ほとんどの保護者が子どもに自然体験をさせたいと考えていることが分かりました。更に、子どもにどんな自然体験をさせたいかを質問したところ一番多かったのが「生き物との触れ合い(81.15%)」次いで「川遊び(64.23%)」「海水浴・マリンスポーツ(61.92%)」「農作業や植物を育てる体験(60.00%)」という結果といずれも60%以上と高い数値となっており、様々な種類の自然体験をさせたい傾向にあると言えそうです。
また、なぜ自然体験をさせたいのかを質問したところ、「近所には自然が少ないので連れて行ってあげたい」「都会ではできない体験をさせて、好奇心を刺激したい」「意識して経験させないと自然体験できない時代だから」など都市部では身近に自然がないことを理由にあげる親が一番多く、次に多かったのが子どもの感性にいい影響を与えられるからという理由で、「感受性が豊かになってほしい」「五感を磨くため。心を豊かにするため」「自由に楽しみながら感性を育てたい」などの回答がありました。都市部に自然が少ないことから、自然体験の重要性を感じ、積極的に体験させる保護者が多いようです。
3.夏の園行事は「七夕」が一番多く約8割が開催
園・学校ではどのような夏の行事があるかを質問したところ、「七夕(80.33%)」「夏祭り(夕涼み会)(55.74%)」「お泊り保育(林間学校)(10.66%)」という結果で、多くの園で七夕を行うことが分かりました。
■調査概要
・調査テーマ:夏の過ごし方に関する保護者の意識調査
・調査方法 :WEBアンケート調査
・調査対象者:未就学児、園・学校に通う子どもを持つ親 260名
・調査実施日:2022年6月14日~2022年7月17日
・調査主体 :千株式会社