家庭でも役立つ子どもの10の姿 vol.1
こんにちは。毎日保育勉強中のぱんだです。
子どもの姿を捉える視点10個の内5個について皆さんと共に学んでいきたいと思います。保育現場ではもちろん、家庭での育児にも活かせますので参考にしてみてください。
今回の構成はこんな感じ。
1章以降はよくわからない構成だと感じられる方も
いると思いますが、まずは0章を見れば理解できると思いますのでまだページを閉じないでください笑
それでは見ていきましょう。
0.子どもの10の姿
今回の基礎となる子どもの10の姿とは、文部科学省が公表している幼児期の終わりまでに育ってほしい幼児の具体的な姿を参考にしています。内容は、
になります。
項目が10個なので10の姿と私たちは呼んでいます。
これから1つずつ解説していきます。
詳しく解説するので、何度もみて参考にしてください!
1.健康な心と身体
少しかみ砕いて言うと、
”自分で、健康で安全な生活をつくりだせる能力”です。
例を挙げると、
こんな感じが、実際の生活に即した内容でしょうか。保護者の方はお子さんの実際の生活に照らし合わせてみて、今ここらへんかなと感じるくらいで十分です。早い段階ですべてできるようになる必要はありませんから。保育者の方は各案の”ねらい”の参考や基準になると思います。5領域で言うと”健康”の領域になりますね。
2.自立心
これはそのまま”自立心”の芽生え、獲得を目指しています。実際の行動に即して言うと、身近な環境に関わって達成感を感じて自信を感じたりする中で、少しずつ自立心が芽生えていく感じになります。
例を挙げます。
といった感じです。活動に取り組む姿を捉えたものもありますが、基本的な生活習慣行動の中で培われていくものもあります。これも5領域で言うと大半は”健康”にあたりますね。家庭でも「自分でできる事は自分でする」という意識で育児を行うと良いかもしれません。
3.協同性
言葉からなんとなくのイメージはつくと思いますが、具体的にすると共通の目的に向かって、友だち等の他者と考えたり意見を出し合ったりしながらやり遂げる。といった感じでしょうか。
例を挙げると、
こんな感じで挙げられると思います。☆印で書きましたが、協同性を培う上でまずは自分1人で遊びこめる能力、完結できる力は必要だと思います。そこを通り越して無理に他者と一緒に遊ばせようとすることは控えましょう。また、共に何かをしようとする姿を追い求めすぎて、相手の気持ちを知る機会も奪ってしまう事の無い様に気をつけましょう。共に遊ぶことがうあmくいかずにボーっとしたりしていても相手の気持ちを考えている貴重な機会かもしれません。過度に介入してそれを潰してしまわないように気をつけましょう。
4.道徳性・規範意識の芽生え
これは簡単に言うと、いいこととわるいことの区別がつくことです。そして複数の相手の気持ちを考えて生活する事なども含まれます。
例を挙げると下記のような形です。
更に大きく言うと、社会性の獲得でしょうか。そのための過程として、良い悪いを知る、共同生活の葛藤を感じる等の経験を積んでいくことが必要となるのでしょう。
5.社会生活との関わり
これは、公共の施設を大切に利用したり、地域の人々との関わりを楽しむ。家族の人を大切にする。などの関わりの事です。
例えば、
等でしょうか。他者との関わり、伝統行事に親しむ事などですね。私自身の見解としては、上記した4章が社会生活を営む上でのスキルで、この5章は伝統に親しむ、関わりの薄い他者との関わり方といった印象を受けます。どちらも大切な能力になる事は間違いありませんね。
6.まとめ
長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。今回は幼児期に育ってほしい姿の前半5個について見てきました。難しい単語出すので、勉強中の方や保育関係の方は言葉を覚える必要もあるかもしれませんが、実際の現場で役立たせるためには、それをかみ砕いて内容を理解しておいた方が良さそうですね。
次回は後編Vol.2として残りの5つを見ていきます。
改めて最後までお読み頂きありがとうございました(^_^)/
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