僕がNZの保育園で働く理由
ここ最近ずっと日本とオンラインで講義や研修をさせてもらっています。
今日から僕のいるオークランドはレベル3になりますが、1か月ほどステイホームが続いているので、これはもう家でできることをやろう!と思い色々なところにお声がけしたりしてもらったりしています。今日は東洋大学での講義でした。
最近よく聞かれる質問に、なぜニュージーランドにしたんですか?という質問があり、
そういえば僕はなんでニュージーランドの保育園や幼稚園で働いてるのかなと振り返って書いてみたいと思います。
テファリキ(NZ保育の指針や要領にあたるもの)では、子どもは有能ですでに学ぶ力を持っている、子どもたちそれぞれの方法で、それぞれのペースで学んでいる
というように考えて保育をしていて、とても実践的なので、そこがとても好きだから、というのも理由のひとつです。
子どもが遊んでいる姿は、子どもがその子の方法で学んでいる、実験している、試している姿なので、
その姿を見て、どんな学びが起きているのかという認識を広げること、認識のレパートリーを増やすこと、
それがニュージーランドでは保育者の大切な仕事、メインの仕事です。
そして、それはラーニングストーリーなどのドキュメンテーションを書いたり作ったりすることでさらに鍛えられていき、先生同士や保護者、子どもに共有することで広がっていきます。
その時間が1番優先されますから、ノンコンタクトという作業時間をとって、保育者が集中してラーニングストーリーを書けるようにします。
(ラーニングストーリーはニュージーランド生まれのフォーマルアセスメントの一つであり、必ず書かなければいけないわけではありませんが、多くの園で取り入れられています。フォーマルアセスメントとはアセスメントしたことを記録、共有する形で、紙やデジタルで残すもののこと。ドキュメンテーションとも呼びます)
こういったことを繰り返していると、
子どもが持っている、秘めている能力を見つけて記録し、共有して感動するのと同時に、
自分の新たな一面や知らなかった能力も、子どもや同僚の保育者、保護者からのフィードバックによって発見する喜びがあります。
僕にとって仕事が楽しいこと、やりがいがあること、尊重されている、貢献できていると感じることはとても大切なので、
こういった喜びが感じられることが理由の一つだな〜と思います^^
あとはこうして日本にいてニュージーランドの保育や移住に興味がある方々に向けて
現地から発信できることに最近は大きなやりがいを感じています^^
今日はブログのように書いてみました!
それでは!
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