保育用語の読めそうで読めない漢字たち

1.嚥下 えんげ
 食べ物や水分を飲み込むこと

2.黄疸 おうだん
 ビリルビンが増えて目や肌が黄色くなる症状
 母乳だけで育った3か月前後の赤ちゃんに見られるため
 保育試験では母乳性黄疸という言葉で出てきます。
 また母乳だけで最低3か月育った子供を、母乳栄養児と言います。

 ビリルビンが覚えづらい人は、ビール瓶で覚えましょう。
 ビール瓶でビリルビン、ビールは黄色いから取りすぎると黄色になる!

3.嘱託医(しょくたくい)
 嘱託とは・・依頼されること
 よって嘱託医は依頼されたお医者さんの事

 【児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 第21条】
 乳児院には、小児科の診療に相当の経験を有する
 医師又は嘱託(しょくたく)医、看護師、個別対応職員、
 家庭支援専門相談員、栄養士及び調理員を置かなければならない。

4.母性剥奪(はくだつ)
 養育者からの十分な世話や愛情が欠けている事
 ホスピタリズムの研究の際に生まれた言葉。
 
5.周旋(しゅうせん) 仲介する事
 仲介とは、中に入ってパイプ役をする人
 力づくではぎとる事

6.高瀬真卿(しんけい)=神経衰弱
 私立予備感化院(のちの東京感化院)

7.貝原益軒(えきけん)
 和俗童子訓(わぞくどうじくん)や養生訓(ようじょうくん)といった本を書き
 日本のロックと呼ばれた

8.寡婦(かふ)
 寡婦とは? おんなやもめ
 夫を失った独身の女性
 母子及び父子並びに寡婦福祉法
 
 確定申告のお手伝いの際に出会った言葉♪

9.自己研鑽(けんさん) 
 学問とかを深める事

 第7章 職員の資質向上の2「施設長の責務」より
 職員及び保育所の課題を踏まえた保育所内外の研修を
 体系的、計画的に実施するとともに、職員の自己研鑽(けんさん)に
 対する援助や助言に努めること

10.失墜(しっつい)
 信頼とかを失うこと

 校長及び教員は、児童生徒への指導に当たり、いかなる場合も
 体罰を行ってはならない。体罰は違法行為であるのみならず、児童生徒の
 心身に深刻な悪影響を与え、教員等及び学校への信頼を
 失墜(しっつい)させる行為である。

  【学校教育法 第11条】


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