#49 あなたの保育に本当に必要なのはどの側面?子ども観をA面・B面・C面から考える
意識的にも無意識的にも、子どもと関わるときに選択される言葉、振る舞いは何に基づいているのでしょうか?
今年度は、保育学生向け、現場の保育者向け、どちらも自身の「子ども観」と向き合うことを共通のテーマにしています。
普段、子どもとの関わりで何気なく発している言葉、表情、振る舞いなどや、環境構成の判断にはさまざまな背景があります。
目の前の子どもの姿に応答するような関わりでも、物的環境を整えるときでも、自身の子ども観が少なからず影響を与えているものです。
もちろん「子ども観」単体に基づくのではなく、保育観や子ども理解などと相互に関連しますので、一つ一つと向き合うことが大切になってきます。
最近、子ども観をしなやかに扱って、実践へと活かす確認方法として、子ども観を3つの側面でとらえる方法を考えていたので、今回はそれについて書いていきます。
子ども観の「A面・B面・C面」
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私にとっての「保育」という存在にも向き合っていきたい。子どもにとっての「保育」も、保護者や社会にとっての「保育」も考えていきたい。その営み…
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