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#39 保育における対話の場づくりの可能性

保育は、他者の人生に関わる仕事。

目には見えない思いやそれぞれの背景に寄り添おうとしたり、他者の理解を深めようとしたりする。

相手を完全に理解する瞬間は訪れない。どんなに長い時間を過ごしても、どんなに考えても、見えていない側面の方が多いことを自覚することが欠かせない。

そういった営みの中で、どんなに言葉を尽くしても完全に表現できることはない。

だからこそ言葉を大切にしていきたいし、語彙のゆたかさを磨いていきたいと思う。

今回は動画を使って、チームとして言葉を育んでいく取り組みを紹介します。


今年度から自園で「対話会」という場を開くことになりました。

第1回目の様子を動画とテキストで紹介します。

テキストは、動画内のテロップと同じ内容になります。

限定公開にしていますので、URLのシェア等はせず、視聴は個人の範囲で留めてください。

動画は、13分ほどです。

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私にとっての「保育」という存在にも向き合っていきたい。子どもにとっての「保育」も、保護者や社会にとっての「保育」も考えていきたい。その営み…

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