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#65 保育を一言であらわすと?の問いかけからはじまった探究

中学生の職場体験は、子どもたちにとっても私たち職員にとってもかけがえのない時間。

資格はなくても子どもの育ちを支える保育者のひとりになるため、園で大切にしていることを伝えてから保育に関わってもらっています。

どんなことを伝えているかは記事の後半で紹介します。

体験の3日間、1日の終わりは私との振り返りをしました。(反省と振り返りの違いを整理してから)

2日目の振り返りで、ある生徒さんはこんな気づきを持ち出してくれました。

「子どもの見方が変わりました。どんなに小さくても、自分の考えを持っていて、人格があって、伝えたいことがあって、先生たちはそれを尊重して関わっているんだと感じました」

保育士の仕事に、誠実に向き合っていたことが伝わってくる一言でした。

そして、2日間保育に関わってみて、保育を一言で表現するとしたら、どんな言葉になりそうかを聞いてみました。

もちろん簡単な質問ではないので、少し考えて、こう答えてくれました。


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私にとっての「保育」という存在にも向き合っていきたい。子どもにとっての「保育」も、保護者や社会にとっての「保育」も考えていきたい。その営み…

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