保育日記|004|「主体性」を取り扱う視点
自分で考えて判断して行動しようとする態度ではなく、「関係の状態」主体性をみる。そうすると、どんなに未熟な赤ちゃんでも主体性を認めることができる。
主体性は「無」から「有」に向かうのではなく、最初から「ある」を起点にして発達していくもの。
人間の主体性の発達は、一見「受け身」のような姿から始まる。「他者からのはたらきかけ」を起点として、主体性の発達を描いていくことができ、「してもらう」主体性から「する・してあげる」主体性が統合されていき、「させてあげる」主体性へと発達していく。
大人も新しい環境では、教えてもらうところからはじまり、自分で「する」ようになり、教える側になったり、自分がするのではなく他者に任せたりするような主体性の発達があらわれる。
ここから先は
319字
/
1画像
保育は人生そのものだ!
¥168 / 月
私にとっての「保育」という存在にも向き合っていきたい。子どもにとっての「保育」も、保護者や社会にとっての「保育」も考えていきたい。その営み…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?