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保育は人生そのものだ!

私にとっての「保育」という存在にも向き合っていきたい。子どもにとっての「保育」も、保護者や社会にとっての「保育」も考えていきたい。その営みも生活の一部であり、自分らしい人生の一部…
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#保育

保育は人生そのものだ!

探究スタジオを購読いただき、誠にありがとうございます。 学生時代に「文章表現」の講義で先…

#64 子どもの主体を尊重する実践が小学校との接続に大切だということ

今回はXに投稿したポストからつらつらと書いていきます。 「小学校生活を先取りするような生…

#63 「わからなさ」にとどまれるゆたかさ

「これってどういうこと?」 子どもが疑問に思ったときに、図鑑をみたり、ネットで調べたり、…

#62 気づいたら夢が叶ってた夏

今年は、ひとつは20年越しに、もうひとつは10年越しに、ふと「あ、これは夢が叶ったってことだ…

#61 ひとことの厚みで保育に違いが生まれる

たったひとつの単語にある、人それぞれの背景や物語。 ひとつの言葉が語るのは、ひとつのこと…

#60 「適当」〜いい加減と、ふさわしい加減〜

6月29日。土曜の午後。 午前中の仕事終え、梅雨の晴れ間にちょっとそわそわしながら定禅寺通…

保育日記|007|「そのままがいいんだね」

年長児と繰り返し読んでいた絵本。 「自分で読む!」と、声を出しながら自分で読むことが多くなっていた時期に、この絵本は「園長先生に読んでほしい」と持ってくるのでした。 誰かと一緒にみることに意味があったのかもしれません。 くろねことしろねこの両親から生まれた「あかねこ」。 兄弟は、黒や白のねこ。自分だけが「あかねこ」。 きれいでかわいくて、自分にとっては好きな赤色。 しかし、両親や兄弟は、なんとか黒や白にしようとする。 絵本を読み進めていくと、一緒にみていた年長児のつ

#59 「観察」で変わる保育の実践

【観察】を保育方針の軸のひとつにして、開園前から実践を重ねて5年。 今年の3月に発売された…

#58 保育における「自由」

新年度が始まり、講師をしている保育士養成校にも新入生が入学しました。 学生たちは、さっそ…

#57 7年越しの卒園式

保育園の立ち上げに向けて動き出した2017年。 保育園の立ち上げが始まった2018年。 保育園が開…

#56 イヤイヤするっていうことは…

自我が芽生えてくると、「イヤ!」という表現を始めとして、大人にNOを突きつける主張が出てき…

#55 「安心」と「信頼」と保育

保育では、安心・安心感、信頼・信頼感・信頼関係という言葉がよく使われます。 それだけ大切…

保育日記|006|他者からもらった肯定で自分を肯定することができる

自己肯定は高ければいいというものでもないし、低いことが悪いわけではない。 大切なのは、自…

保育日記|005|子どもの権利を保障する対話的な保育実践

子どもの権利を保障する。 子どもの主体を尊重する。 そのような保育の営みを支えるのは「対話」になることを対話的な保育実践に取り組んできて実感しています。 対話的な保育実践でまず求められるものは、保育者の対話能力です。 対話能力の中身の例としては、対話する技術と、それを扱う感性と身体性などが挙げられます。 〈対話に必要な技術・感性・身体性〉 機能する問いを扱う技術 「間」に持ち出す感性と身体性 判断保留の意識と身体性 「違いがある」を基盤にしたコミュニケーション