どうする?父親の施設入所7 次を探す
お父さん、数日で療養型病院を脱走!早急に転院するように言われる。
脱走の顛末は、https://note.com/hoho1064/n/n137cef8d1785
どうする?どうするも何も大至急、大至急!この帰省中に転院先を見つけ転院させなければなりません。今までお世話になった介護事業所のケアマネさんに相談してみたり、親せきや小学校の同級生にも「どこかいい施設はないかしら?」と相談してみました。
数日のうちに臨床心理士の知り合いが、認知症専門病棟のある病院を紹介してくれたので、まずその病院に相談に行き、父の状況を話しました。わたしはとても混乱していたのですが、父の介護認定の際に作ったA4ペーパー2枚は、今回も、混乱したわたしを救ってくれました。
A4ペーパーは、過去から現在にわたる父の状況、性格(含むADHD傾向)、病状、困りごと、家族状況、希望することをまとめたものです。このペーパーを渡して説明すると、言い忘れや記録違いが起きないので助かりました。早速、新しい病院のスタッフが父と面談して下さり、無事転院が決まりました。とんぼ返りから5日間。2016年11月は、ほとんど実家に滞在しています。
2014年春、父の物忘れがはじまって、わたしはパートの仕事をやめました。父が介護認定を受け、ヘルパーさんの派遣が決まるまでの間、毎月1~2週間実家に滞在していたわたしは、仕事ができませんでした。そのあとはじめた短期派遣の仕事も、この時、失ってしまいました…。
中央病院の医師が、
「お父さんを遠距離で施設に入れるのは、ぜったい無理!」と言っていたことの一端を実感しました。病院や施設で患者に何かあると家族が呼ばれるのは当然ですが、わたしは遠方なので数時間では済まない。仕事を休んで飛んで行き、数日戻れないことになる。これからもそんなことが続くのかと思うと凹みました。
とりあえず行く先が決まったことに安堵しつつ、心の隅では、認知症専門病棟か…。お父さんの認知症の程度はそれほどひどくないんだけどなぁ、とわたしの気持ちはくすぶっていました。鎮静薬を服用してぼーっとした父は、タクシーに乗せられ、認知症専門病院へ転院しました。
父の施設入所続きは下記より。