雀のCDレビュー道場Vol.4「And So I Watch You From Afar」
3日坊主とは言わせない、星野雀です。寝不足でうだうだしてたら、しばらく何にもできなくなってました。今回レビューするのは、And So I Watch You From Afarです。懐かしい!今までに取り上げたアーティストの中では、かなり思い入れが強かったバンドです。高校生のとき、Feverでやってた来日公演も観に行ったりしてました。
高校の頃は、当時いた軽音部の一部でマスロックとか現行のプログレバンドが流行ってて、その影響でここら辺聞き漁ってたんですよねー。結果、作曲とかドラムプレイの参考にも全くなってないけど。今CDの断捨離するってなってら、まずこういうのから捨てるんだろうなぁ。でもこんな風にモノを捨てずに取っておくと、昔のマイブームが視覚化できて面白いです。
今聴き返したら結構かっこいいな!何てったって歌メロがポップ。変拍子の奇天烈な曲展開にハイテンションなメロディが乗っかって、終始楽しい。それにしっかりメロディ聴かせる曲もあって、プログレとかマスロックにイマイチハマれない人でも思わずニンマリするはず。Adebisi Shankとか65daysofstaticあたりが関連アーティストで出てくること多いけど、ロス・キャンペシーノス!とかダナナナネクロイド、もしくはアニマルコレクティブとかの方が文脈的に近いんじゃないかとすら思える。
ただ、歌モノが多いのはこのアルバムくらいで、他のアルバムと比べるとちょっと変化球なアルバムではあります。この次に出たアルバムは最もプログレ色強めであんま好みではなかったです。でもHEIRS以前のアルバムは、インストメインでもギターのフレーズがポップで比較的聴きやすいので、ちょっとプログレとかマスロック系齧ってみたい人は是非聴いてみてください。疲れてるときにはオススメできませんが!
7年前の自分の趣味、今と違いすぎるけど面白いな。何度聴いても作曲活動の糧にはなりそうにありませんが、そんな曲を聴くのも、いいよね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?