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達磨忌
10月5日は達磨忌といい、菩提達磨大和尚の入滅した日として供養をします。
だるまさんがころんだ
で子供達も口にした事がある達磨さん。インドから中国へ渡り9年間坐禅をして悟りを伝えられた方です。その仏法が、今でも脈々と受け継がれ我々僧侶に伝わってきているのです。
お釈迦様から伝わる法
川の流れ去る姿そのものが法である。
ありのままあるがままの様子が他人事でなくまるで自分自身の様子のように存在しています。この身体を通じて全てを感じ受け入れています。
川がザーっと流れれば、全身でザーっとなります。
それが法です。
ごくごく当たり前の私たちの生活そのもの。しかし相手にされず、考えや理屈、思いの方ばかり取り上げられてしまう。
そちらより大切な事実、五感で感じているありのままのリアル。
この宝物のありようを達磨大和尚はつたえてくださったのです。