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去年の熱海(2021)とスクエア&デジタルクロスプロセス縛り
去年の夏は熱海に行ってきました。2021年と言えば、観光業が全体的にダメージを受けている中に、熱海では土砂崩れがあって、宿泊施設は軒並みキャンセルだらけ。
ついでに言えば、私は骨折が完治せず装具を付けたまま、ぎっくり腰になり、踏んだり蹴ったり。
そんな時だからこそ、いっそのことちょっと高級な旅館で贅沢をしようと企画された家族旅行でした。
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窓の奥に見える露天風呂は、家族で入る分には十分なおおきさの石造りの湯舟。この日はとにかく腰が痛くて一眼レフが重たいので、部屋の中の写真は撮れたけど外は主にスマホ撮影です。
そのスマホ撮影がなぜか1:1のスクエアで撮ってしまったので、他の写真も同様にトリミングすることにしました。
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熱海の老舗旅館「古谷旅館」です。献立は和懐石に金目鯛の煮つけとステーキがついてる豪華な夕餉。
昼に熱海に到着して海で遊び、疲れた体に染み渡るお味です。
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テーブルフォトを撮るにも、例のズームレンズはなかなか便利です。
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久しぶりに満腹で苦しい領域まで食べてしまった。何事もほどほどにしなくてはですね。
この日は続く眠気の襲来にあらがえず、早々に就寝。
翌朝は日の出とともに目が覚めちゃうの巻でした。風呂に入って時間を過ごすも、ふやけてしまうので朝の散歩に。
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この辺はカミさんにカメラを持ってもらいつつ、シャッター切りたいと思った時だけ受け取って撮るという段取り。
気分だけ重鎮の写真家みたい。上の写真までが一眼レフ。
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アイキャッチの画像は一眼レフで撮影、同じ場所からスマホでスクエアに切り取ってみました。
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ちょっと調べてみるとこれはホーロー看板とのこと。昔、塩は専売公社があって販売店を管理していたため、塩の扱い店であることを示す看板だそうです。ただサクラカラーとの関係は不明。
そういえば、同じレイアウトで下の広告がオリコのパターンもありますね。
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朝の海辺の散歩は気持ちがいいです。
熱海の海にきたのは何年ぶりだろう?波がない海は子供には安心ですね。
クロスプロセスについて
フィルムの現像で、例えばカラーリバーサルフィルムの現像のE-6処理を、カラーネガフィルムのC-41の処理で行うことで、本来の発色より想定外の(といっても傾向はある)色に現像する技術です。逆のパターン(カラーネガをE-6で)もあるので「クロス現像」と呼ばれていました。
今となってはLightroomのプリセットに用意されてるので、ぽちっとクリックするだけです。スマホのLightroomでいじっていて、ちょっとおもしろいなと思ったので、去年の熱海の素材で試してみました。
クリック一つといっても、微調整しながら探りをいれられるので想定外な発色というより、落としどころにもっていく"入り口が違う”感じの現像のアプローチになります。
フィルムの場合は、フィルムメーカーによって黄色が強調されたり、青味がかったり傾向があったようです。もうちょっとやりこめば、Kodak風とかAGFA風みたいな色付けができるようになるのかもしれません。
黄色・青色・赤それぞれ被写体の色成分に合わせて、色の載せ方を選びながら楽しめると思います。