下着は裏にきるべきか表に着るべきか?2024年。
別に敏感肌というわけでもないのですが、縫い目とかタグがゴロゴロするのが嫌なのです。
何年か前に思いついて下着を裏にして着てみたら快適だったので、そのことについて考えたことを残しておきます。
「2024年。」としたのは、将来的に下着の縫い目もタグも"外側にくるのが当然という時代"が来たときに「2024年の時点ですでに考えていた人がいたのだ!」と、後世の人から崇められることを期待してのことです。
タグもイラっとします
縫い目に負けず劣らず、タグもイラっとします。
気が付くまでに時間がかかったのですが、脇腹の位置にくるタグは「邪魔なら切り取ってもらって構いませんが」的な点線が印字されています。
でも、これを切り取るとさらに事態は悪化します。
横糸がぽろぽろと取れてきて、残った縦糸がふわふわとくすぐってくるわけです。
最近はタグではなく、直接印字してあるタイプもあります。
首元のタグの中には喧嘩売ってるのかと思うぐらいの角度に立ち上がっているものもあります。
別に下着姿を誰に見せるでもないわけで、攻撃力の高いタグがある下着については裏にして着ることにしています。
家人に変な目で見られるという問題はありますが、得られる快適さの方が勝ります。
先達のあらまほしきこと
とはいえ変なことをしているという自覚はあるので、先達を求めて調べてみました。これなんか、素晴らしいです。
質問主さんは下着を裏にして着る習慣があるけど、お友達と旅行に行くにあたってどうしたらいいか?という迷いを投稿していました。
確かに病院に運ばれて、というシチュエーションは考えもしなかったけど、あり得るといえばあり得ます。
でも、ベストアンサーには「病院運ばれた段階で自ら下着について説明するような余裕はないでしょうし。肌着の裏表くらいなら、そんなに気に留めるられるようなこともないでしょう。せいぜい間違って着たんだろうという認識で済みますから。」とあり、まぁそうだよなと納得します。
その他には「縁起が悪い」という観点もあるそうですが、ここ数年の間になにか運が悪いと感じることもないし、あまり気にする必要はなさそうです。
しかし、先の質問主さんは浴衣も裏に着るそうで、その徹底ぶりには頭が下がります。
いつの日か縫い目は外側に
タグは印字という解決策があるとしても、縫い目はもう外側にするしかないでしょう。
バックトゥザフューチャー2で描かれた2015年には、「紳士はポケットの内側を外に出して見せるのが流行」という表現が出てきますが、現実の世界ではまだその境地に達していない模様です。
でも、きっと近い将来、合理的に考えて、冬用の下着なら、縫い目が外側に来る日がやってくることは間違いないと思うのです。だって快適だもん。
という話をカミさんに熱弁していたら「無縫製って知ってる?」と。
ぬ、縫い目がなくて、発熱機能もあるらしい。未来っぽいな。
いやいや、レディースしかないじゃん。(「無縫製 インナー」で検索)
あ「無縫製 インナー メンズ」で検索したら出てきました。
時代は縫い目の有り無しを問わない方向に進化していたのですね。
でもきっと発端になったのは、縫い目やタグの攻撃力を回避したいという強い願いがあってのこと。そして裏に着ることのデメリットを弁証法的に、解決に向かわせる力が働いたのでしょう。
なんとなく、どうでもよくなってきたので、このへんで終わりにします。
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