AI102受験記
2024年7月にAI-102を受験。その際の記録を残す。まとめは文末で。
事前準備
AI-102受験に向けた準備として、MS Learnのラーニングパスを一通り受講し、さらにUdemyの試験問題(Practice Exams | Microsoft Azure AI-102 | Azure AI Solution)にも取り組んだ。MSのラーニングパスにはラボが含まれていて、最初こそ真面目にやっていたが、時間効率の点で途中から省略した。ここではMSのラーニングパス上の解説をChatGPTにコピペして、いい感じにまとめてもらったものをOneNoteに整理し、読み返していた。
Udemyのコースには独特のクセがあり、トニースタークやペッパーなど有名人が登場するなど、特有の悪ノリがある。……まあ問題文の序盤を飛ばして読めば、それなりに実用的なコンテンツなのかもしれない、と思った。そのため、Udemyを中心に、講座内の問題を解き、不正解の問題については解説をChatGPTに読み込ませ、OneNoteにまとめて読み返すという作業を繰り返した。
試験当日〜テストセンター
今回は自宅受験ではなく都内のテストセンターで受験した。テストスケジュール前に会場に到着したが、席が空いていればすぐに試験を開始できる仕組みだ。試験まで一時間ほど余裕があったので、会場に座れる場所があれば少し勉強しようかと考えていたが、その選択をやめたことで、すぐに試験を開始できた。
試験前の受付で写真撮影がある。今朝、髭を整えておいてよかった。直前のチェックでは、メガネを外せと言われ、レンズの内側までチェックされた。……最近メガネを拭けていなかったので、ホコリがついた眼鏡を見せるのは、パンツを脱ぐより恥ずかしかった。最近、ウェアラブルデバイスが進化しているので、メガネに何かを仕込む輩もいるのかもしれない。ああ、ポケットに入っていたゴミやレシートやら何やらも整理する必要があり、ロッカーに預けたのも印象に残っている。
試験内容
本番ではコードの穴埋めが大半を占めており、知識よりも実践を求められる内容だったため、Udemyの学習があまり効果を生さなかったように感じた。ラボや自分のローカル環境で、自分でソリューションをビルドし、Azure AIサービスを使いこなせるようにするか、APIのリファレンスやサンプルコードを読み込むなど、実装に重点を置いて学習するべきだと感じた。
試験時間はフルに使った。試験中にMS Learnを参照できるので高頻度で参照したが、答えを探すのに時間を浪費した。MS Learnはサイト検索ができるものの、ページ内検索ができないため、ページ内のコンテンツから正解を見つけるのに苦労し、虚しくマウスのホイール音だけが目立っていた。私は問題の手強さから、不合格の文字が頭をよぎり、変な姿勢になっていたと思う。
試験後の所感
実装的な問題については私自身、C#の実装経験がそれなりにあったので、推測が効いたが、Udemyをメインにした勉強はほとんど参考にならなかった。正直、結果には自信がなく、家族に対して申し訳ないと思っていたが、無事に花火の上がった画面が表示されて安心した。
まとめ
学習内容
MS Learnのコースは、ラボを含めた実践的な学習が重要。時間がなければ省略せざるを得ないが、可能な限り実施することを推奨。
Udemyの試験問題は、独特のクセがあり実用性がある感はあるものの、試験本番には直結しない部分が多い。
ChatGPTを活用して学習内容を整理し、効率的に復習するのは有効だった。
試験の所感
試験ではコードの穴埋め問題が多く、実装力が問われるため、実践経験が重要。
MS Learnを試験中に参照できるが、ページ内検索ができないため、必要な情報を迅速に見つけるのは難しい。試験前にサイトの構成に慣れておくとよい。
C#の実装経験が役立ち、ある程度の推測が可能だったが、十分な実装経験がなければ苦戦する可能性が高い。
これから試験を受ける人へ
実践的な学習を優先し、Azure AIサービスのリファレンスやサンプルコードを熟知しておくことが合格の鍵。
MS Learnを効果的に活用するため、試験前にサイトの検索機能に慣れておくことが重要。
ラボや実装経験を積むことで、試験での対応力を向上させることができる。
Udemyは英語の問題を翻訳しなければならず、誤訳でストレス、癖のある問題でストレス、試験問題に直結せず試験中もストレスだったがやらなければ落ちていたと思う。効率を上げたい方はAPIのリファレンスやクラスやメソッドの呼び出し方などを覚えた方が良い。
追記
コストは掛かるが、勉強するならこちらの問題集のほうが良い
https://www.examtopics.com/exams/microsoft/ai-102/view/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?