
学校選びってそう簡単ではない‼~発達障害の子の進学先~
幼稚園受験・小学校受験…昔は、中学校までは近所の公立に行くのが当たり前というご家庭が多かったように思います。
でも、いつからか「お受験」という言葉が流行り、受験は高校からという概念ではなくなりましたよね。
私立校の校風の良さ、指導の手厚さなどによって私立校人気が加速し、公立も負けじと、総合高校など学び方に特色を持たせたり、中高一貫校を設置したり、高校無償化を導入したりして、生徒数を呼び戻しているようです。
選択肢が増えたことは嬉しいことですが…それは定型発達のお子さんの話のようで。
発達障害のお子さんにも同じように選択肢は増えているのでしょうか?
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4回に渡ってインタビューにお答えいただいたoptiMam LLC.(オプティマムエルエルシー)の吉村先生のfacebook。投稿に現在の学校制度の問題点について書かれていました。
以下引用です。
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「サポートがなければ通常級で学校生活を送ることは難しいかも」と思っても、最初から諦めることなくチャレンジさせてみたい!と思うのが親心です。
通常級、支援級のそれぞれの良いところはあります。ただ、将来社会に出た時に、障害を持っていることが少数派となり、生きづらさを感じてしまうのであれば、初めから通常級の中で生活させて慣れさせたいとか、支援級という少人数の中で閉鎖的にするのではなく、通常級に行かせてたくさんの友達の中で生活させたいという希望は保護者の方誰もが持つものです。
私はそんな保護者様の希望が叶えられない学校現状は間違っていると思っています。
どちらの級がお子さまにとって能力を伸ばせる場所なのかを『見極める期間』すら持つことはできないのでしょうか。
~中略~
弊社は、
通常級にもチャレンジさせてみたいと思っていらっしゃる保護者様のご希望を叶えるべく、保護者様の代わりに3か月程度通常級で付き添って、学校生活を送ってお子様をサポートしながら、お子さまの特性を見極め、最終的に保護者様がどちらの級を選択なさるかの判断材料をお伝えできればと考えています。
お子様の発達検査の結果がこうだったから最初から『支援級で』と言われても、保護者様のお気持ちはどうでしょうか。「そうかも知れない」と思いながらもそんなに簡単に第三者に決めつけられるのは納得できないのではないでしょうか。
ゆったりと支援級で過ごさせるのも、通常級でちょっとだけ頑張らせるのも、ご両親納得の上で決定すべきではないか、と私は強く思います。
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吉村先生は、ご自身の非力さをもどかしく思い、
公的機関を動かすことの難しさに頭を悩ませていらっしゃいます。
また、実際にその問題に直面している方のご意見をお伺いして、社会を動かしたいともおっしゃっています。
判断力がまだない幼いお子さんの進路を代理で決定していくのは保護者です。お子さんにとって一番能力を伸ばせる場所はどこなのかを見極める期間すら…なかったんですね。
保護者とoptiMamのような民間が力を合わせてが訴えていくことが社会を動かす力になるのではないかと、私も思いました。