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シェア型書店 in 永瀬清子生家 出店者募集!

赤磐市松木の永瀬清子生家で、2025年1月6日から2月2日までシェア型書店がオープンします。主催はNPO法人永瀬清子生家保存会。

*シェア型書店とは
一つの店の中に複数の出店者が、それぞれにの小さな区画に本を陳列・販売して、持ち回りで店番をするなど共同で運営する形式の本屋のこと。

赤磐市松木の永瀬清子生家

永瀬清子について

 永瀬清子は、1906年にこの地(岡山県赤磐市松木)で生まれました。
父親の転勤に伴い金沢や名古屋、結婚後は大阪や東京で暮らし、第一詩集『グレンデルの母親』や『諸国の天女』を出版後の1945年に岡山へ移住。戦後はこの生家で農業と子育てをしながら詩作に励み、多くの詩集を世に送り出しました。

 僕は、「彼女はここで暮らしながら何を見て、何を言葉にしたのだろう」と想像しながら詩を読むのが好きです。文字に描かれていない背景や思いが、姿として立ち上がるように感じられるのも、永瀬清子の詩や文章の魅力だと思っています。

本棚のシェア

 見たこと・感じたこと・興味を持ったことを詩にすることと、長年「自分のためだけ」に育ててきた本棚。実はこのふたつはどこか似ている行為かもしれない。発見した宝物を見せ合うように、本棚をシェアできたら——。

 本棚を持ち寄った棚主同士で交流することが、永瀬清子生家という、彼女の“命の営み”が刻まれた場所だからこそ実現できるのではないかと期待しています。もちろん、並べる本は詩歌だけでなく、小説・アートブック・エッセイ・辞書など自由なジャンルでOK。どんな“宝物”を持ってきてくださるのか、楽しみにしています。

                           文責:三谷朗裕

アクセスとご案内

また、最寄り駅の山陽本線熊山駅から徒歩で20分程度かかります。搬入が大変な場合は、送迎などもご相談いただけます。

例えばこんな

募集要項


主催責任:横田都志子(NPO法人永瀬清子生家保存会 理事長)
開催時期:2025年1月6日〜2月2日 
     水・木定休
営業時間:10:00〜16:00
営業場所:岡山県赤磐市松木691
     永瀬清子生家内 和室
出店資格:本を販売したい方どなたでも (法人も可能)
     屋号が必要となります
     ※円滑な企画進行に支障をきたすと主催者が判断した場合は
      即時出店をお断りする事がありますので予めご了承下さい
     ※自動返信メールの受信ができるよう設定をお願い致します
出店費用:期間中1箱1,000円(税込)
     準備日に現金にて
     ※販売代金に対して10%の販売手数料を頂戴いたします。
売上返還:期間終了後の売上集計となり商品撤収時に各者へと現金にて
     返還もしくは手数料を出店者負担にて振込送金も可能です。
出店の箱:幅45 × 高さ45 × 奥行30 以下
     出店者自身で用意ください
     積上仕様の為木製等が望ましいです(段ボールや紙製は不可)
搬入  :2025年1月4日・5日 午後以降随時、営業日対応
     直接or営業場所へ配送も可
撤収  : 2025年2月2日~4日
     12:00〜16:00 (直接or着払返送にて対応可)
     ※時間外は個別に相談ください

商品内容:新刊書、古本問わず本に限る
     金額・屋号・タイトルをしおりや付箋等に記入し本に挟む方式        
     ※会期中の商品補充や整理についてはご自由に実施下さい
      (定休日にご注意下さい)
     ※箱の中に収まるかたちであれば陳列方法は自由
      POP等も作成して頂いて結構です
     ※成人向け商品はNGとします
     ※充分に気をつけて日々対応して参りますが万引等の商品の紛失
      レジ売上誤差等は保証できませんので商品内容はご考慮下さい店番対応:可能な方は可能日を選択
     商品整理・レジ・接客など
     店番をして頂ける方は当日に限り店頭(入口)の販売棚に自身の
     商品20冊〜30冊程展開が可能

問合せ先:永瀬清子生家保存会
     070-3783-0217
     0217@nagasekiyoko-hozonkai.jp
 ※迷惑メールに入ることが多いので「0217@nagasekiyoko-hozonkai.jp」   
  が受信できるように設定もお願いします。

参加申込用フォーム:


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三谷朗裕
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