product ownerを追随できるフォロワーの総数がproduct valueに変わるとう思い込みか気づきか
はじめに:サイコパスとモデレーター
先日、Product Owners Night #2というイベントでモデレーターの機会をいただきました。 モデレータを担当したRelux / NewsPicks / Pairsのproduct ownerにパネラーをしていただいたのですが、、、全員サイコパスでした。
ここでいうサイコパスは自己(product)愛の異常性を比喩したものでproduct ownerとして必要不可欠な要素だと思ってます。あくまで個人的に。
さて、サイコパスなパネラー陣のモデレートをする時に気をつけていることがあります。それは、パネラーの言葉の一つ一つや目線、些細な声のトーンを見極め発火点を見極めて火をつけること、そして大火になる前に鎮火し次の話題にサラっと移ること。そして、1時間という短い時間の中で文脈を一つも飛躍させずにゴールにたどり着けるかというところ。
文脈の質*サイコパスを感じる回数*発言の深さ=満足度という個人的なサイコパス モデレート方程式に当てはまります。
こういったことを考えながらモデレートすると頭はフル回転な状態です。つまり誰よりも聞き入っている状態かもしれません、なので、学びが半端ねぇ!のです。
そもそも、product owner(PO)ってなに?
自分自身恥ずかしながら、そこまで理解仕切れてなかったと思います。ザクっと調べると、視点が異なるものの代替以下のような共通点がありました。
・ビジネスの責任者として、レベニューに貢献する
・プロダクトバリューの最大化に責任をもつ
- 要件定義、
- 課題設定
- 優先度(チケット)決定
- and more
「あれ、これできる人、天才かな。」と思いました。しかし!いいproductいは半端ねぇPOがいるのも事実。彼らはきっと天才なのでしょう。
半端ねぇPOとは
半端ねぇPOの定義は、顧客が熱狂しているproductのownerとしましょう。そう言った時に半端ねぇPOの共通項は何かというと、全力のtobe思考だということ。今回のパネルでも理想を追求し既存のアセットを無視して成長してきているな感じる会話がいくつもありました。例えば、3社とも機能の仕様決定には結果的にproduct outのプロセスを辿っている点。実現したい理想を是が非でも成し遂げようとする点。
ただ、顧客が熱狂しているproductを作ることって鬼難しい。
半端ねぇPOをフォローできるか
半端ねぇPOは走り続けるので、それに追随できる人・ノウハウ・モノ・カネが必要です。
まずは、人。これが一番重要。スキルはあってもPOと同じ熱量がなければ、productはブレます。
そして、ノウハウ。POは人間故に万能ではないので、足りない知識やノウハウを噛み砕き共有できるかが大事になります。フォロワーがいるかいないかでチームが質が変わることはよくあることか思いますが、productチームにおいてはなおさら重要に感じます。
次に、モノとカネ。この辺は当たり前の話になりそうで面白くないので割愛
フォロワーの質と量
パネル3社に限らず、聴きにきてくださった方でもフォロワーが多い企業が大半でした。聞くと、productに関係する人だけでなく、B2Bだとセールスやマーケ、B2CだとCSの方も含めproductへの理解促進を努力して進めていました。もしくは、product coreの文化を積極的に構築しているよう。
成長しているproductには、半端ねぇフォロワーがたくさんいて、productを底上げする原動力になるのだろうと心底感じる夜でした。いいイベントだったなー。勉強になりました。
best!