夜のスーパー
スーパーは日中に行くことがほとんど。
だけどたまに行く夜のスーパーが地味に好きだったりする。
昼間とはまた違う雰囲気でまるで世界が違うみたいなのが好き。
客層は主婦よりも仕事帰りっぽい男性や女性が多い。
昼間によく見かける子どもの姿もあまりない。
本日もお疲れさまです、って心の中で勝手につぶやいてる。
なんだか安心するんだよな、みんな生活してるんだって思わされる。
お惣菜コーナーや鮮魚コーナーには割引シールが貼ってある商品がズラリ。
予定のなかった唐揚げなんかもつい手に取っちゃう。
これは夜のスーパーの醍醐味。
夏なんかはスーパーの袋をぶらさげて
わざとゆっくり歩いて帰ったりする。
夜の空気感を肌で感じながら夜空なんか見上げちゃって。
あ~星がくっきり見えるなあなんて思っちゃったりして。
明日は晴れるのかなあなんて思っちゃったりして。
ついてにビールも飲みたいなあって。ビアガーデン行きたいわあって。
ぺたんこのサンダルで歩く音が妙に心地良くて、昼間とはなんだか違う感情なんだよな。
エモい、という表現がしっくり。
スーパーはみんなの“生きる”が垣間見れるそんなところ。
今日も1日お疲れさまです。
明日も生きよう。
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