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頭の回転がにぶい日には「歩く」に限る

頭がどうも働かないときがある。

そんなときに限って、やらないといけないことがあったりなど、焦りがあることが多い。「あれやらなきゃ……」と思い、行動しようとするも、どうも頭が働かない、効率が悪い、時間だけが溶けていく……(おーまいがである)

そんなときは、歩くにかぎる。
ドアを開ける。近所を散歩する。空気を脳内に送り込む。

先日のこと。もう家にいても、にっちもさっちもいかないくらい、頭が働かない。「もうこれはだめだ!」家を飛び出した。ただただ歩く。何も考えず。「さぶいなぁ」とか「つかれたなぁ」とかひとりつぶやきながら、歩く。

歩くと、不思議なことが、よく起こる。ふいに、なにかひらめきか、気づきが生まれる。導火線に火がつくように、ひとたび思考が着火すると、どんどん考えや気付きがうまれてくる。

ちなみに先日は、そのまま考えがどんどん湧き出て、結果的に2万歩を歩いた。さすがに疲れた。けれどもなんだか心地よい疲れが、そこにあった。

そうして出てきた考えは、早めに書き出す。散歩中は書けないので、スマホのメモで箇条書きに書く。もしくはボイスメモを録音し、のちほど文字起こしする。いまは無料で文字起こしをしてくれるサービスがあるから、便利なものだ。

帰ってきて、ノートに書き出すこともある。出てきたアイデアを、どんどん書いていき、線でつなげていく。そうすると、自分の思考体系がみえてくる。「あっ、こんなこと考えていたのかぁ」とわかる。部屋にこもっていたままでは、決して浮かばない気づきだと思う。

この気付きを得ることの効果は、とても大きい。散歩で1つの気づきを得ることは、部屋で1~2時間作業をするよりも、よほど効果が大きい。1つのひらめきや気付きがきっかけで、そのあとの作業が嘘のように神スピードで進むことがある。歩くことは、馬鹿にできない。

私はこの数年、たくさんのことを学んだ。そのなかでも、この「歩くことの効用」は、最も大きな学びの1つだ、と私は思う。

「下手の考え休むに似たり」という言葉がある。私はよくこの「下手状態」になる。お疲れ気味だったり、やる気が湧かなかったり、なにしても空回りしたり。そんな頭の回転がにぶいときは、頭で考えるよりも、足で考えたほうがいい。それが「下手」な私が、身につけた対処法である。

さて、かくいうこの記事も、どうしようもなく「下手状態」になった私が、「もうだめだーー!」と散歩して、「おぉさぶい」と言いながら帰ってきたあと、そのままの勢いで書いた記事である。「今日はもう何も書けないなぁ」と思ったけど、歩いたおかげで、今日も一記事かけた。感謝である。


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