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繊細さんが自分らしく生きるための方法

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繊細で傷つきやすい私が、自分らしい人生を歩むために、行ってきたことをシェアします
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”サイコロ思考”でネガティブ思考から抜け出そう

ネガティブ思考が始まった!と思ったら、サイコロ思考を試してみてください。 サイコロ思考とは、「1つの出来事に対して、複数の”ものの見方”で考えてみること」。 サイコロ思考をすることで、自分を苦しめる考え方から抜け出しやすくなります。 1つ例を挙げてみますね。 たとえば「友人から、メッセージが急にかえってこなくなった」場合。 あなたはどう感じるでしょうか? ある人は「なんか変なこと送っちゃったかな……」「相手の気分を害してしまったかな……」と不安になるかもしれませんね。

あなたを否定する言葉は、鵜呑みにしなくても大丈夫

キツイ一言やあなたを否定する言葉は、鵜呑みにしなくても大丈夫です。 なぜなら、相手は、あなたの一側面しかみてないからです。 会社や学校など、所属していると、さまざまな評価にさらされます。 成績が良いか悪いか、仕事ができるかできないか、元気がいいかオドオドしているか、などです。 できる人は「良い人」と評価され、できない人は「ダメな人」と烙印を押されます。 以前、私は会社で「ダメな奴」という烙印を押されたことがあります。 仕事が回せず、いまにも崩れそうな未決書類の山。 報連相

しっくりこないアドバイスは、そっと受け流していい理由

もしも納得できなかったり、しっくりこなかったりするアドバイスを受けたときは、「受け流す」という選択肢を持ってみてください。 受け流せるようになるだけで、心はずいぶんとラクになります。 以前の私は、仮に助言がしっくりこないときでも、自分の気持ちを押し殺していました。 自信が持てず、自分の意見や気持ちに自信が持てなかったのです。 モヤモヤを抱えながらも、相手の意見にピッタリ沿うように生きてきました。 ときには、相手の助言どおりに動けないときもありました。 そんなとき、私はい

ネガティブ思考でぐるぐるしたら「と思った」と付け加えてみる

ネガティブ思考がぐるぐる湧いてきたら、その思考のあとに「と思った」と付け加えると、心がラクになります なぜなら、「と思った」ということで、ネガティブ思考から少し距離をとることができるからです 想像してみてください。 仕事で大失敗して、「もうおしまいだ」と凹んでいる友人が隣にいるとします。 そんなときはあなたはどんな言葉をかけますか? おそらくですが、つらい気持ちに共感しつつも、「これで終わりなんてこと、絶対ないよ」「次に向けた良い経験になるよ」と、失敗を前向きに捉え

心のエネルギーを充填するための特効薬

心が電池切れになり、何もやる気が起こらないことって、ありませんか。 朝、起きれない…… 何もやる気が湧かない…… 頑張ろうとまったく思えない…… 私はうつ病で休職中、しょっちゅう心が空雑巾のように干からびていました。今でもそのような状態になることがあります(とほほですが……) 「何もやる気が起きない」というのは、思っている以上にしんどいもの。 誰だって、前向きに、日々を生きていきたいものです。 けれども、ガソリン切れの車が動かないように、やる気が湧かないと何をするのも億

好きで始めたことなのに、いつの間にか負担に感じてしまうときの対処法(後編)

好きの気持ちから始めていたことなのに、続けているうちに、いつの間にか負担に感じることはありませんか? 趣味でやっていたことが、いつの間にかハマれなくなっている 資格をとろうと意気込んでいたのに、勉強していても楽しくない 好きでやっていた活動が、いつの間にかめんどくさくなっているなど…… 前回の投稿では、負担に感じてしまう理由や対応の方向性について、お話しました。 (前回の投稿はこちら▼) 今回の対応では、具体的な対応内容について、私がいつも実践していることを紹介します

好きで始めたことなのに、いつの間にか負担に感じてしまうときの対処法(前編)

好きの気持ちから始めていたことなのに、続けているうちに、いつの間にか負担に感じることはありませんか? 趣味でやっていたことが、いつの間にかハマれなくなっている 資格をとろうと意気込んでいたのに、勉強していても楽しくない 好きでやっていた活動が、いつの間にかめんどくさくなっているなど…… 好きでやっていたはずなのに、続けているうちに、なんかしっくりこなくなったとしたら、”純粋な好き”以外のなにかに振り回されているのかもしれません。 ”純粋な好き”を動機に動いているときは、

「頑張っているのに満たされない……」の対処法

頑張ってるのに満たされない、いつも追い立てられるような感じがする…… このように「すべき」ことで頭がいっぱいになると、しんどくなりますよね。 そんなときは、「すべき」よりも「したい」ことを増やすことをオススメします。 「こうしたら楽しいなぁ」「これしたらホッとするなぁ」「これできたら最高だなぁ」と思えるものを、ちょっとでいいから、やってみるのです。 メンタルヘルスの世界では、ストレスに対処するための行動のことを「コーピング」といいます。 本『セルフケアの道具箱』の著者で

仕事や家族より、まず「自分の時間」を大切に

仕事より家族より、まずは「自分の時間」を最優先させることは、私にとってとても大切です。 なぜなら、自分の心が満たされてはじめて、家族を幸せにできて、仕事にも打ち込めるからです。 かくいう私は、以前は真逆の優先順位で生きていました。 とにもかくにも、仕事が第一優先。平日は遅くまで残業し、休日も必要とあらば出社しました。 妻と子どもとの時間を過ごすのは、細切れにした休みのときだけ。 そうなると、自分の楽しみのために過ごす時間なんて、まったくありませんでした。 「自分の時間

繊細さを、人のためでなく、自分のために活かす(本『繊細さんの幸せリスト』の読書感想)

「人に期待に応えなきゃ……」 私はいつも不安や焦燥感のなかにいました。 ・あ、いま嫌な思いをさせちゃったかな……? ・こんなこと言っちゃいけないよね…… ・今はこういう振る舞いをすべきだよね…… 以前のブログでも書いたように、私はHSPです。 (自分がHSPとわかったときの気付きはこちら▼) おそらく私には、人の気持ちを敏感に察知するところがあると感じています。 そのおかげで、人から悪い印象を持たれづらかったり、人の輪にスッと溶け込めたりなど、上手に生きてこられた

悩みは解決せずに”放置”しよう

悩みは解決せずに”放置していい”ということを知ると、心がラクになります。 以前の私は、悩みを解消しようと必死でした。 けれども「悩みの解消」に躍起になればなるほど、次から次に悩みが湧き出ました。 受験のときは、合格するために必死でした。 やっとの思いで合格しても、次は就職活動で、競争にさらされました。 やっとの思いで内定をもらっても、次には新入社員としてしごかれました。 やっとの思いで業務を覚えても、次には中堅社員として責任が増えてストレスが溜まる日々でした…… いつも

心のモヤモヤはアウトプットで流そう

心のモヤモヤはアウトプットで流しましょう。 アウトプットには、心を癒やし、整える効果があるのです。 精神科医でベストセラー作家の樺沢紫苑さんは、「アウトプットにはデトックス効果がある」といいます。 -------------- たとえば、子どもが注射されるときに、「痛い、痛い、痛い」と大きな声を出して騒ぎますが、この「痛い」と表現することに非常に大きな意味があるのです。(中略) 終了後に注射の痛みを数値で評価してもらいました。そうすると、「痛い痛い」と言ったAグループ

悩む時期、心はまるで”地中の根っこ”のよう

悩む時期、心はまるで”地中の根っこ”のよう。 真っ暗な地面のなかで周りが見えないし、どれだけ伸びても空は見えない。 「早くなんとかしなきゃ」と思うことも、きっとありますよね。 でも、そんなときでも、焦らなくて大丈夫。 人間は、悩んだ経験を、幸せに変えていける生き物なんです。 そびえたつ大木は、目に見える幹だけで、立っているわけではありません。目に見えない地中で、張り巡らされる無数の根っこのおかげで、風雨にも動じることなく、そびえ立つことができるのです。 人間もきっと一

「やってみたい」を大事にしたら、道がひらけてきた話

「やってみたい、を大事にしたほうがいい」という話を聞くと、どうしてもこう思ってしまう自分がいます。 「けれども、それだけじゃ生きていけなくない?」 生きていくためには、当然、お金を稼ぐ必要もあります。 やってみたいを大事にするって、子どもじみた、甘い考えなのかな? それでも私は「やってみたいを大事にする」ことは、とっても大切だと思うんです。 なぜなら「やってみたい」を大切にすることで、思いもしなかった可能性が広がることがあるからです。 よくよく考えると、私が今大事にし