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若い子には旅をさせよ、若い自分にも旅をさせよ
はじめに
社会人一年目のときに東京へ赴任しました。私は沖縄県出身。大げさな表現になりますが、東京へ行くのも海外へ行くのも変わらない。心理的ハードルはかなりありました。
結局それから6年ほど東京にいたのですが生活は大変でした。インターネット越しに家族や友人と連絡を取ることはできるものの、基本的に一人で生活しなければなりません。家を借りること、光熱費を払うこと、ご飯を食べること、遊びに行くこと。ぼっち体制は決して低くはないと自負していましたが、それでも見知らぬ土地で過ごすのは不安と寂しさがありました。
ただ、今となっては「東京へ行くことに挑戦してよかった」と思っています。
仕事面のことを書こうかそれ以外の面を書こうか迷ったのですが、今の気分に従って今回は仕事以外の面から触れていこうと思います。
1. 東京へ行くことのハードルが下がった
冒頭に「東京へ行くのも海外へ行くのも変わらない」と書きましたが、今ではすっかり「東京も近所も変わらない」となりました。いや、お金とか時間とか諸々考えると気軽に東京へ行くことはできないのですが…。それでも心理的には東京へ行くことのハードルが下がりました。土地勘をゲットしたってやつです。
土地勘があることで得られるメリットは、友人と旅行するときに真価を発揮します。旅行の計画を立てる際の時間配分がより正確になるし、当日も効率よく回ることができます。電車の乗り方も任せとけ!(嘘みたいなことですが、赴任前の私は一人で電車に乗るのもままならず緊張した覚えがあります)
東京在住の人から見るとしょうもないスキルに見えると思いますが、地方出身でこのスキルは意外と役に立ちます。
2. 趣味を開拓して見聞を広げられた
ライブに行きました。コミケに行きました。山に登りました。セミナーやカンファレンスに参加しました。どれも赴任前だとハードルがあったりコストがかかったりするのですが、東京にいると敷居がぐっと下がります。
ラブライブ!のμ'sをご存知でしょうか?ファイナルライブが3月31日、4月1日に開催されるという社会人に優しくない日程だったのですが、参加することができました。
私にとって、人の出入りが多いこの時期に地方から飛行機に乗って参加するのは、体力的に難しかったと思います。近くに住んでいて、あとは当時は若かったので「年度末?関係ねぇ!」と勢いで参加することができたのは振り返ってみると良い思い出です。
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まとめ
30代となった今、仮に東京へ再度赴任となるとだいぶ抵抗が大きくなると考えます。知っている土地ならまだしも、これが大阪や北海道など見知らぬ土地だともう無理となるかもしれません。それだけ歳を取ると腰が重くなり、様々な事情から身を移動させることができなくなります。
フットワークの軽い若い時だからこそ挑戦してみるのが良いです。
こう書くと年寄りぶってノリが寒いかもしれないです。と同時に、結局今が一番若いのだからと自分自身への反省にも繋がります。
挑戦することは悪くない。でも無理しすぎることによるケガには気を付けましょう。
ご覧いただきましてありがとうございました。