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私の話

きちんと見切る、それができるようになる!おれは!
石の上にも三年。

わたしの就活秘話㊙️をここに認めます。

音楽業界に入りたかった!ほんとは!お金の心配とかしなくてよかったら!

でも私は人より勉強ができてしまったがゆえに人よりもきちんと学歴を持ってしまった。「もったいない」って言われる学歴を持ってしまった。そして、周りの同級生のそれよりも年老いている両親を見て、この2人に心配させてはいけない、って思ってしまった。

私の中で、「就活をしない」って選択肢は逃げやった。逃げたくなかった、だけど私のキャリアに繋がらない就活は嫌だった、いろんな気持ちを、わたしの中で泳ぐいろんな気持ちを汲み取った上で選んだのが弊社でした。

アカマツカホは、某企業に就職します。総合エンターテイメント企業、そう謳う弊社に。やけ、トウキョウに、行きます。

きちんと、自分で選んだ結果です。

音楽業界で生きている人
音楽業界を辞めた人
音楽業界を選べた上で、選ばなかった人

きちんと話を聞いて、自分で選びました。

自分のやりたいこと、ESにも書いた、やりたいこと、やれなかったら、3年で辞める。情を持ってしまう自分が、自分で損切りをきちんとやれるようになるための、3年間。
音楽業界じゃなくても、きちんと音楽に繋がる門を開きたいって思う。このカルチャーが好きやから。弊社と、音楽が、好きやから。

もともと就活はほんのちょこっとだけしてて、ESは5社くらいだした、けどぜんぶ、あれ?わたしこれやりたくなくね?て思って、ES通ったけど、ぜんぶsayonara ってした。

唯一残したのが後の弊社で、ESから一貫して音楽との繋がりをって言い続けた。この企業に落ちたら、フリーターになるって決めてた、それもきちんと伝えてた。そんなわたしを採ってくれたってことは、期待していいかなって思ってる。

ESにはピューロランドで夏フェスしたくね!?て書いて、実際ここは足切りって感じやったと思うし普通に通って、その次が自己表現シートと学力検査。自己表現シートにはスタバのバイトのことも書いたけど個人企画のこと書いて。エンタメ企業やしそこで差別化を図った。三次選考がオンライン面接。ここで自分が見放題とか個人企画とか、いろんなことを通して考えたエンタメ観を話した。最後に「今後流行っていくもの」について聞かれて、「タイパが実現できるもの。TikTokでも切り抜きが流行っているから。でもタイパの良いエンタメは入り口でしかなくて、そこからタイパコスパを超えるエンタメが必要」って答えたら拍手してもらった。正直これ以降の評価ポイントないから、この時の人事の人がゴリ押ししてくれたんじゃないかって思ってる。知らんけど。四次選考、役員面接。正直記憶ない。40分くらい私1人が詰められてた。落ちたなっておもったら謎に受かってた。最終選考は自己紹介を1分程度で終わり、その場で内々定通知っていう形やった。

私の就活の話はこれで終わり。面接練習とかほぼせずやったけど、ある意味型にハマってない受け答えができたから印象に残ったんじゃないかって思っとる。知らんけど。ね。

いろんな人にいっぱい相談して、もらった言葉を噛み砕いて、飲み込んで、自分の人生の舵は自分でとる。

音楽業界で生きてる人に言われた
「お前がその気になったら繋げたい人はたくさんおる」って言葉

音楽業界を辞めた人に言われた
「あなたのその性格は音楽業界向き」って言葉

音楽業界を選べた上で選ばなかった人に言われた
「自分がなりたい像をきちんと解像度高く思い浮かべる」って言葉

そして、愛するバンドのマネージャーさんに、愛する堺の箱の店長に、愛するバンドのボーカルに、言われた言葉
「一度音楽業界以外のエンタメを見てみても良いと思う」「○○(弊社)の繋がりを持つのは面白い」「一生そこで働くわけじゃない」

すべてを、自分なりに、噛み砕いて、飲み込んだ。

「音楽業界」って言葉でイキリたくない。
きちんといろんな世界を見たい、
いつかは、尊敬する民さんみたいに、自分の名前で仕事をできるようになりたい
某世界的アーティストのマネージャーの名刺持っとる若手なんかお前だけやぞ!て言葉、ほんまにそうやと思ってますよほんまに!

そのうえで、一回弊社に就職してみる、って結論が最適解だと思った。

第一志望は、きっと心の奥底にある、それは、自分で考えなくても、きっとふとした瞬間に浮かんでくる。
特定の業界だけ、を見ていたらきっと見つからないんだと思う。広く、広く、企業見ていたら、スッとこころが通う企業がある。わたしの弊社は、そうやった、無理しなくても、企業研究のノートが文字で埋まった、考え方に共感できた。だからこそ、御社から弊社になった、と思います。

私からあなたに言えるのは、きっとこれだけ、いつも茶化して真面目に答えなくてごめんね、でも、「音楽業界を選べた上で、選ばなかった私」から言えるのはきっとこれだけなんやと思う。いつか、音楽業界で生きている私、になったら考えも変わるのかなぁ、そのときはまた改めて伝えさせてね。

私の大好きな同期の未来が、私なんかに相談してくれたあなたの未来が、輝きますように。納得いくものになりますように。

ステージから言ってくれた上京するなよって言葉忘れん。ほちゃんがいなくなったら誰とこのバンドを見れば良いんって言葉も、全部嬉しかった。居場所はないなら作るものなんかも知らんけど、間違いなくあたしの居場所は作ったもんじゃなくてみんなが分け与えてくれたものでした。関西がずっと好き。

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