自己表現

ライブを見ていておもうのは、バンドは自己表現で、客も、フロア側も自己表現ってこと

泣き崩れるお客さんを見て羨ましいっておもう
軽快にダイブをするお客さんを見て羨ましいっておもう。

私は
泣く時はいつも直立不動
だから、目の前にいるバンドマンにしか気づかれない
涙は感情の噴火で、泣き崩れるなんてもってのほか、拭うことさえ自分の堪えた感情を溢れさせるトリガーになりそうで、こわい
涙も粗相なんだろうな、とあのバンドも歌っているように、私にとっては恥ずかしい行為
たまに私が動かないのを見て
泣いてるんだなって察して
後ろから肩グワングワンしてくれたり
隣で手を繋いでくれる友達がいる

ありがたいなと思う。

ダイブするイメージないねってよく言われる
しないもんね、あたし、ダイブ

自分の衝動が最もわかりやすく、あからさまになる瞬間、それがダイブっていう行動だと思う

私は小さい頃、私の感情はほとんどって言っていいくらい無視されてた
寂しいって気持ちも褒めてほしいって気持ちも悲しいって気持ちも嬉しいも楽しいも、ほとんど
だから、今でもこわい、前の人の肩を掴んで、ジャンプしても、誰も私の衝動を認めてくれないんじゃないかって、そんなことないってわかってても
だから、その恐怖さえ超えていくような衝動を感じさせてくれるバンドって、すごいなって思う
あげてくれる周りの人にも、ありがとうってきもち忘れるな〜

あとさー、サビ以外で拳あげてる人見ると
その歌詞好きなんやなーておもう
好きな曲とか、好きな歌詞とか、好きなメロとか
その人の感性それぞれで
それこそ自分の生い立ちや触れてきたものに影響されるから、好きは自己表現だ、と思うのであって
たまに自分しか拳あげてないようなとこで
同じように拳あげてる人見ると
嬉しくなる 勝手な仲間意識

1人で見るライブもいいけど、友達が同じフロアにいるライブも好きなのは、その人自身に、出会えるから、なんだろうなと思った最近。取り繕ったものではなくて、真っ裸の感情に出会えるから。

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