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生活保護は悪にみえるのですね。

会社と面接して、いい感じになって、会社との契約時に身寄りがないゆえに保証人がいなくて頓挫する。

プロポーズされても、先天性の疾患を持っているから子どもに遺伝しちゃうかもしれません…と降りる。

これらは悪ですか?

今朝、ひとから非難されました。

「生活保護から脱却しようとしない姿勢が腹が立つ」

私のことだそうです。


生活保護にならないように、直前までたくさん頭を下げて回りました。
雇ってくださいと回りました。

内職も頑張りました。

それでも、貯金は一年も持ちませんでした。

障害者雇用の賃金から積立貯金してきたお金を取り崩しながら、泣く泣く生活してきました。

どこも、雇ってくれない…

体調は悪化する…


結果、生活保護になっているのです。


「これが20代とかだったらいいよ?
でも、あんたは30代後半だろ?
就職するか、いい人見つけるかしないとヤバいだろ?
生活保護とか(笑)、
ラクしたいのが見え見え」





…こんなことを今朝、言われてきました。


言われた時はショックで涙ぐみました。
鼻もかみました。


でも…、言われたことの内容に、全く私の頑張りや踏ん張りは含まれておらず、あくまでこの人の主張だと気づくと腹が立ちました。

そして呆れました。

私の親と同族ではないかと思いました。

そしてこのひとの伴侶は精神疾患になり離婚しています。


自分の中でアラートが鳴っています。


このひとは私には危険だ、と。



誰がなりたくてなるんですか?
生活保護に?
車がないと買い物も不便する漁村で?


「障害者はラクをしている。
障害を盾にしている」


はい?

障害者が雇用されるには、まず就労支援施設に通い、「このひといいひとですよ〜と太鼓判押してくれるスポンサー」をつけ、その上で支援員というコーディネーターをつける必要があります。
それらがいないと、ストレスで声を失ったときなどに会社が困るから「それらを持つ人しか雇いたがらないから」です。

公共交通で就労支援施設に通うことが難しい場合もあるし、仮に上記無しで面接まで突破しても、身元保証人がいないせいでおじゃんになることもある。



さすがに堪えた。


本当に、泣きたいって気持ちが一気に怒りに、そして呆れに変わった。


どんだけ頑張っても、

「健常者に近づけるだろ!
その努力をしないのが腹立つ!」


すみません、あなたにはついていけません。


腰を据えて、治療に取り組むために、
必要な措置だったんですよ。
生活保護は。

それを責め立てられては、私は耐えられません。


世間の目の一部を知った。



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