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カメラマンとの思い出より。
まだ、外で「ウェーイ系」の人たちが水上バイクしてるぞ〜。
10月に入れど夏日。
窓を開けているとブインブインとエンジン音が聴こえてくる。
私はnote上で色々な方の写真を見せてもらっている。
プロのような方から、楽しみで撮っていらっしゃる方まで。
プロの方なら作品展に足を運んだりする。
自分の住む暮らしとはかくも小さく、また人混みが苦手ゆえに都会に出るたび縮こまっている自分。
まったく、私は美人の部類なんだから堂々としていれば、(たぶん)颯爽としてかっこいいだろうに(苦笑)。
眉を細くしたシシド・カフカ似だとか、
笑った顔が剛力彩芽だとか。
ホクロの位置もそっくりで、確かに前髪を短く切った剛力彩芽はよく似ていると思う。
ただ、彼女より色黒で少しエキゾチックなのでゴージャスな印象を与えがちな私。
普段着ている服は地味の極み。
こっそり、ひっそり暮らしている。
そんな私にとって、色々な風景を見せてくれるnoterさんは大切な存在。
もちろん、写真に限らずね。
私の知らない世界。
私がビビっちゃって見られない世界。
色々なものを見せてくれる。
個人的に好きなのは、
「いいなーと思って撮ったら自分まで写っちゃった(笑)」
と自分の影やガラスに映り込んじゃった腕を修正せずに投稿している写真。
昔、個人的モデルをしていた頃に、カメラマンが、現像したものを持ってきて、
「これさー、〇〇さんいい笑顔なんだけど、ほら見てよ、ここに俺が写っちまってる。
あー、ガラス越しの撮影は難しい!」
とうなだれていたのを思い出すからだ。
そのくせ、
私の顔のドアップ写真を現像して、
「これ、何の変哲もない人物写真に見えるけど、〇〇さんの瞳に俺が写ってるんだぜ〜!!
カメラ構えた俺が!!」
とキラキラ嬉しそうにコーヒーすすっていたカメラマンが忘れられない。
カメラマンより若い、喫茶店のマスターが先日亡くなったから、
「生きてらっしゃるかな…」と思うのだけど…
こう、意図せず写りこんだものに、カメラマンが一喜一憂、笑ったりしょぼくれたりするのが私には面白かった。
親子以上に年の離れたモデルとカメラマンだったけれど、多分、この関係は私の中で一番安らいだ人間関係だったと思う。
人様の撮る一枚一枚に、「ふふっ」とか「あー、なるほど」とか思いながら、noteを読ませてもらっている。
秋の夜長に。