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離婚しても身体は続く…謎。

(少々いやらしめです。苦手な方はお戻りを)

両親のこと。

離婚して、一度はハハが私を引き取って、
「やっぱいらない。死ねゴミ」
とチチの元へ送られた私。

21歳だった。

精神科の病院から吐き出され、痩せこけて。

流動食しか受付ない身体で世の中に放っぽりだされ、チチの住まいに身を寄せるしかなかった。
チチの住まい、そこは実家だ。







ハハはチチに呼び出されるままだった。

チチはハハを抱いた。

ハハはチチに抱かれた。



当たり前のように離婚前の性生活を続けようとする両親に違和感があった。


なんのために離婚したのか。

離婚のために動いた何千万はなんだったのか。


両親にとって大切なのは妻とか夫ではなく、
性欲のはけ口なのだ。


21のとき、私はそう思った。

自分がレ○プされたその年、家の軋む音に私はそう思った。


彼らにとって大切なのは性別が異なることであり、共に生きる意志はなかったのだと。





いま、私が夜逃げして、実家に女はいない。


チチはハハを引きずり込んでいるかもしれない。

でも、私は構わない。


彼らの生涯と私の生涯は別物で、

正直なところ理解出来ない生き方を彼らはしているから。


私は穏やかな波を見て、朝市で買ってきた冬瓜をホクホク煮て、穏やかに田舎らしい暮らしをしている。

朝市のおばさんに声をかけられながら、楽しく買い物をし、作り置きをして何が難なのか。
文句あっか。

穏やかに過ごす日々。

枕元にチチ対策のスタンガンが置いてあるが、おそらく使うこともないだろう。



私は理解できぬ。



離婚してなお身体を貪る夫婦が。

子どもがいなければ構わないと思う。

ただ、娘には不快な思いをさせると肝に銘じるべきだ。


遠い昔の話。

ハハとは13年、
チチとは3年会ってない。

会わないことが賢明と知っている。

過去の話にするのが一番だ。




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