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今朝のこと。
小さい頃から「お花はきれい」「お花はカワイイ」とは思ってた。
好きだった。
道に生えているネジリバナや、キュウリ草を摘んでは帰っていた。
シロツメクサの冠もよく作った。
ただ、花や木を育てるハハの心理はよくわからなかった。
幼さゆえだったのか、
私には厳しいのに、なぜ花には優しいのか?
という疑問ゆえだったのか。
それでも、不思議と歳を重ねた私は、部屋中で観葉植物を育てている。
今朝も「日光浴タイム」にレースカーテン越しに朝日を浴びさせるため、全員移動させていた。
元気に育ってくれたら嬉しい。
でも、そうじゃなくても「土が悪いかな?」と植え替えてみたり。
あまり期待をかけず、ただひたすらそこにいてくれる植物たちに感謝している。
「…あのひとも、こんな気持だったのかな。
ただそばにいてくれるだけの何かが欲しかったのかもしれないな。
あのひとだって重篤な精神疾患抱えていたわけだし…」
ハハと同じ血が流れる私自身を蔑むでもなく、嫌うでもなく、❝ただそうだったのかな❞と。
そんなふうに思えた朝だった。