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INFPの私が語る、行動背景と実際のエピソード①

こんにちわ、mioです。

わたしは普段、フリーでメンタルトレーニングというお仕事をしておりまして、コーチングやカウンセリングなどを提供しています。

最近またMBTIにハマっていろいろ調べたり、分析したりしていて。

様々なコーチやカウンセラーがいる中で、自分の強みってなんだろな…と改めて考えていたところ、このINFP要素を前面に出したらどうなるんだろう?と思いました。笑
まあ、自分の棚卸し的な感じで、この記事を突発的に書いています。

どういうことかは、これから少しずつ語っていきます。

・自身がINFPである
・お友達やパートナーにINFPがいる
・INFPの考え方を知りたい(結構発信してる人も多いから珍しくはないかも)
・純粋にMBTIが好き
そんな方はぜひ読んでみてください。

行動の背景や考え方のくせを知る、何かの参考になれば幸いです。


とは言っても、
独断と偏見・私のフィルターを通しての個人的なINFPのお話になりますので、そこはどうぞエンターテイメント的な位置付けてお楽しみくださいw

あと、ポエム的な表現が多く、抽象的な文章になりがちです。笑
そこもINFPの特徴の一部かもしれません。
(単にわたしの言語化が下手なだけかもですがw)


INFPの心理機能(おさらい)

知ってる人は飛ばしてください٩( 'ω' )و

まず機能について。

▼第一機能(主要機能*)→ その人が幼少期から使い始め、一番発達させた心理機能(*優勢機能とも呼ばれる)とても得意

▼第二機能(補助機能)→ その次に発達させた心理機能。第一機能を補助するように働く。少し得意

▼第三機能(代替機能)→ 第二の心理機能が効果的に働かなかったとき、第一の心理機能を補助する役割を担う心理機能。普段は、第二機能の影に隠れている。少し苦手

▼第四機能(劣等機能)→ 第一の心理機能の発達の影に隠れて、強く抑圧されてしまった心理機能。最も発達が遅れている。とても苦手

ナルメカさんより引用

INFPの場合、心理機能の順番はというと、

  1. 優勢機能・・・内向的感情(Fi)

    1. 補助機能・・・外向的直観(Ne)

    2. 代替機能・・・内向的感覚(Si)

    3. 劣等機能・・・外向的思考(Te)

優勢機能・・・内向的感情(Fi)

「自分が」どう感じるか、自分の「理想」はどうか、何かに自分が「満足できる」か、それとも「不満足」かということを基準に考え、行動します。
内向的感情(Fi)は自分の進むべき方向を教えてくれる機能でもあります。
例えば、いくら社会的に成功したとしても自分が満足しなければ意味がないとも言えます。
しかし、内向的感情(Fi)が発達していれば、最初から自分が何に満足するのか価値を置いているのか気づくことができるでしょう。会社の社員の一人として考えると、『今のポジションに満足できるか、将来のポジションに「満足・納得」できるか) 』といったように自分に焦点を当てて考えます。
他のどんな事柄よりも、個人的な信念に突き動かされています。実際、内向的感情(Fi)が優位な人は、個人的に感動したり、刺激を受けたりしない限り、モチベーションを上げることが難しい場合があります。しかし、ひとたび決意すれば、彼らは大きな力を発揮し、その勢いを止めることができないことも多くあります。
内向的感情(Fi)の機能によく当てはまっているのは、不本意でやるせないヒーロー(主人公)です。謙虚で平凡な人が、自分より「大きな」状況に追い込まれ、善に対する自らの責任だけで、非日常に立ち向かうことを余儀なくされ、たとえ生きて帰れないとしても、最後まで頑張ることです。新世紀エヴァンフェリオンの主人公「シンジ」の姿にそれがよく現れているでしょう。

ナルメカさんより引用

補助機能・・・外向的直観(Ne) 

大きな視野に立って客観的に情報を受容する心理機能です。 ひらめきによって背後で働いている力学や関連性を捉え、全体像を俯瞰します。
素早く本質を見抜き、隠された意味に気がつきます。
ものごとを多角的な視点から解釈し、様々な可能性に基づいてあれこれと考え議論します。
外界の様子に好奇心を寄せ、いろいろなことに気がつきますが、 すぐに直観がはたらき始めるので、現実的な世界の様子をありのままに認識する時間は限られてしまいます。 そのため、心ここにあらずの状態になることがよくあります。無数のアイデア、考え方、価値観などを一度に巧みに処理しようとします。 そのアイデアの衝動に駆られた瞬間、次に何が起こるのかは、当の本人も分かっていません。 しかし、新しいチャンスとアイデアの組合せで何かが起こると期待しています。

ナルメカさんより引用

代替機能・・・内向的感覚(Si) 少し苦手だけど使える

内向的感覚(Si)が優位な人は確かな情報を好みます。しかし、リアルタイムにインプットされた情報を信用する外向的感覚(Se)とは異なり、内向的感覚(Si)は後で見直すために情報を取り込むことを好みます。ある状況を経験し、それを注意深く振り返り、個人的な意味を掘り下げていくこと以上に信頼できることはないでしょう。
内向的感覚(Si)が優位な人は、小さい頃から物事を慎重に、正しく行うことがとても重要でした。じっくり時間をとって、現在の経験が過去に経験したこととどれだけ似ているかを考察することを好んでいます。
内向的感覚(Si)が優位な人は、信頼できる情報源を求めますが、すでに起こったこと以上に信頼できるものはないでしょう。内向的感覚(Si)が優位な人は、時間の経過とともに、自分の体験の詳細と印象の両方について、実に驚くべき記憶力を身につけることができます。記憶を思い出しているときは、まるで過去がもう一度起こっているかのように感じます。色、感覚、匂い、味、音など、驚くほど正確に再現することができ、これらは、いざというときに参考にできる大きな記録帳(脳)に入れられるのです。

ナルメカさんより引用

劣等機能・・・外向的思考(Te) 苦手

外向性の心理機能であるので、注意は外部に向けられます。 思考の心理機能であるので、理論や原理原則に従って、効率的で合理的な意思決定を行います。
乱雑な状態にあるものを秩序ある状態にしようとします。 そのためには、何事も明瞭に規定され、定量的に評価できることが重要です。
慣習的で標準的な方法を信頼しており、公平性に基づいて秩序を見出そうとします。
公平な勝負に基づいて、勝者、敗者の区別を容易に認めることができます。
人生のあらゆることを真剣に受け取ります。 責任感があり、なにもせずにリラックスしてばかりいることには居心地の悪さを感じます。
自分自身も有能であることを望み、なすべきことに集中し、ゴールを目指します。 大きな仕事を任された時は、たとえそれが困難であっても、自分の能力を試す良い機会であると捉え、喜び、成功を目指して邁進します。
思考を整理したり説明したりするために、アウトライン、図表、フローチャート、グラフなどを適切に利用します。 また、これらを素早く読み取り、不適切な配置や欠けている点に気がつくことができます。
合理的であり、素早く断固とした判断を与えますが、その判断基準は幾つかの簡潔な要点にのみ従っており、 考えすぎることはありません。 人、アイデア、技術、制度などを実際に採用するかどうか決めようとする場合、 「実用的か否か」といったプラグマティックな基準が原理原則があります。 そのために、慣習的に用いられている分かりやすい評価基準を好みます。
それゆえに、モラル、マナー、人間に対する理解などが浅くなります。 外向的な心理機能なので、社交的であり、よく笑いながら陽気に会話を交わします。 しかし、他者の意見をじっくり聞くよりも、自己の判断を一方的に話す傾向にあります。 実際の関心は、大抵の場合、人ではなく物や事にあるのです。

ナルメカさんより引用

自分独特の判断軸があり、行動背景をなかなか理解されない。

INFPは内向的感情が主機能であり、常識や損得よりも、自分自身が満足できるか?納得できるか?など、自分自身の個人的な信念に突き動かされています。なので、側から見たら、「なんでそれ選ぶの?」「なぜその選択肢をとった!?」「自分勝手だな!」と思われることも少なくないのではないかと。ちゃんと背景があるのに。泣

わたしのエピソード① PT時代

これは、理学療法士として病院勤務してた時の話。

当時、緩和ケア病棟に勤めていて、主に終末期のがん患者さんへのリハビリを担当していました。
その病棟にいらっしゃる方の多くは余命宣告を受けていて、残りの期間も少なく、今できることをやっていかないと、歩けなくなったり外出もできなくなる。
自分の中では、病院のルールのギリギリまで、その方が喜ぶ生活を叶えたいと思っていました。(これは私の中の信念・倫理観)

私はスタッフである前に一人の人間として、その方と関わりたいと思っていたので、お昼休みなども患者さんと一緒にご飯を食べる日もあったりして。
(思えば、これも自分の信念だったのですね…)
家族がいなくてお見舞いもなければ、こちらが外出を手伝ったり、歩きたいならそれを叶えよう!と思っていた。

私の中では、それも関わりの一つだったし、ただ喋るだけがリハビリとは言わないけれど、そういう一つ一つの行動が、大事だと思っていたから。
時に、お酒も一緒に飲んだりしていましたし(もちろんちゃんと病棟のOKを貰ってですw)、休日も病室へ遊びに行ったりもしていました。

とは言っても、部内のルール・病棟のルールなどがあります。
私は良くても、部内では残業とみなされたり、リハビリスタッフの範疇を超えている、との指摘が多くありました。(今思えば当たり前ですよね)

私の考え方では、『その人らしく生きる』ことが大事だったので、ルールなどよりもいかにその人がしたいことを実現できるか?、そこが判断軸になったいたのです。もちろん、実現不可能なことやあまりにもルールを超えているものは、できないとお断りしていました。

当時は、医療従事者なら普通だと思っていたのですが、他のスタッフや課長たちからすれば、私が行き過ぎで、プロとしてどうなの?という目でみられていたと思います。。。

私の落ち度としては、自分の行動背景や思考を言語化できなかったこと。
感情で判断しすぎて、周りが見えなくなること。現実的なルールを度外視することも結構あったのでw
安易に行動していると思われがちで、やりたいと言われたからやるのだ!みたいな、危険な思考にみられていたと思います。

これが内向的感情優位・外向的思考の劣等で起きていたと今はよくわかります。。

で、振り返って思うのは、今でこそ自分の考えや価値観などを言語化して、自分の行動原理や背景を伝えられるので、分かる人には分かってもらえるようになりましたが、この価値観を言語化できなかったり、なんとなくしっくり来なくて行動できていない、他人に分かってもらえない、そんなINFPさんもいるのかなぁ、なんて思いました。

私の中で、この"お相手のために!"が行動の源泉でした。

普段は超人見知りだし、自分の意見をいうのが苦手でしたが(緊張するし、うまく要点だけ伝えられないし、言葉にまとまりないから)、

「先生に抗議しにいくの怖いな〜」とか「今日は業務終わったし、少し億劫だな〜」と思っても、
「今やらないと患者さんが明日歩けなくなるかもしれない!後悔する!」と、その想いだけが自分を突き動かしていたんですね。

過去やってきたビジネスも、今の仕事も、自分の信念が自覚できると強いし、ぶれなかったな〜と思いました。

わたしのエピソード② セールス時代

個人事業主になり、完全歩合制の営業をやっていた時のこと。

もうね、調子の波がめっちゃ激しかった。笑

でも、自分がめちゃくちゃいい!と実感していた時や、絶対相手の役に立てる!と思った時は、バンバン売れた。笑

とにかく売ればいい、とか
売ったあとは関係ない、とか

私にとっては絶望的に理解できないアドバイスでした。

「その商品売っても、その人が使わなかったら意味なくない?」
「確かに買ったのはその人だけど、そもそも使わなそうな人に売るのは詐欺なのでは?」

フォローに対しても、売上に繋がらないならいらない・話を聴きすぎると言われたり、私が苦手なことを要求されていたので、

自分って、ビジネス向いてないな〜と何度思ったことか。笑

その都度、自分にしっくりくるように捉え方を変えていきましたが、違和感を感じると途端に売れなくなる。
だから、足が止まってしまう。

人より歩みが遅いし、向いてない、やめようと何度も思いました。
でも、続けてこれたのは、それが必ず人の役に立つ!と信じていたからです。(実際に商品を買って成果があった方々が何人もいたから)

また、メンターとは別のタイプ(わたしと考えが近い人)のお話を聞いて、ビジネスとは?を腑に落としていました。
この行動があったからこそ、やっていることと目指す場所がリンクして、頑張れていたんだろうなって思います。

今思うと、当時のメンターは
私と真逆のタイプだったと推測できます。
ESTJだったのかな〜なんて。わかんないけどね。

そのおかげで、超絶フワフワしていた自分ですが、
少しばかりビジネスっ気が身につきました。
数字と向き合うこととか、コミットして達成する重要さとかね。
(数字追うのとか本当に苦手だし、自分に厳しくするのも苦手w)

数字と向き合う時には、内向的感覚(Si)を使っていたと思われます。
フィードバックやコツコツ積み重ねて行動して、過去の経験から同じことを繰り返さないように学習する。
でも、め〜〜〜〜〜〜っちゃ疲れるんですわ。笑

で、経験から学んだことを教えてもらったノウハウとか、具体的なやり方・法則と結びつける時に外向的直観(Ne)を使っていたんじゃないかな〜と推測。わからんけど。笑

どちらにせよ、あの時の経験が今に結びついているので、本当に感謝!!
辛いことも多かったけど、絶対糧になってる。

自分を成長させようと思うと、自分が持っていない部分を持つ人から学ぶことも大切です٩( 'ω' )و

ただし、その場合は自己受容をしていないと、
心がついていかなくなり、自己否定が加速します…。
(私はコーチングとカウンセリングに助けられてここまでこれた)

なので、自分のことを認めてくれる・共感者がいる・安心できる場所があることは、INFPさんに必須だと思います。
(どのタイプも自己受容は必須だと思うけど、特に)

その土台があった上で、自分の課題と向き合っていく。

じゃないと、INFPさん独特の繊細さがうまく発揮されない気がします。


と、これ以上かくと長くなって
飽きてしまいそうなのでw

また次回、別の視点から続きを書いてみようと思います!


それにしてもMBTI面白いな〜!!
エニアと一緒に使ったら更におもろい。

もっと色々学んで吸収するぞ〜〜。
ぜひ、いろんな方の分析させてください〜〜( ´ ▽ ` )

もっとセッションで使ってこ!!


ここまで読んでいただいて、ありがとうございました^^
またね〜〜〜〜٩( 'ω' )و


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