見出し画像

愛媛県民が地元にひとりで行ってみた ー砥部編 #3ー

 路線バスを下車してから目的地の「砥部焼観光センター炎の里」まで徒歩5分。
私がバスを降りてから、悠に15分は経過してます。

初めてみる景色は、どこもかしこも写真に収めたくなるような、自然に溢れた良き日本の風景が広がってました。瓦屋根の民家、里山、そして川とたくさんの緑。川には白鷺や川鵜などの野鳥もいました。
こういう景色に懐かしさを感じるのは日本人のDNAがそうさせるのか、いつか見た景色の記憶がそうさせるのか、この景色にとても癒されたのでした。

 この砥部川の中流に砥部衝上断層(とべしょうじょうだんそう)という、中央構造線の断層が見れる場所があるそうですが、今回は行けなかったので次の楽しみにしたいと思います。

そんなわけで、砥部川沿いを歩き、国道33号線を渡ってようやく目的地の「砥部焼観光センター炎の里」に到着です。

さて、来るまでに楽しみすぎましたが、ここへ来た1番の目的は砥部焼のアマビエを買うことです。今日のメインイベントです。早速館内に入ります。
一歩入れば、広い館内に砥部焼がずらりと並びます。
メインイベントそっちのけで食器に目移りしてしまいましたが、アマビエを探してウロウロするも、見当たりません。
おやおや、とレジにいた店員さんに聞いてみると、大人気により売り切れてます、とのこと。

なんと。余裕で買えると思ってた私、なめてました。
メディアで紹介されてからお買い上げ多数で、予約しないと買えないんだそうです。

※撮影許可をいただいて撮影しています。

本当ならここに並んでいたんでしょうが、いないものは仕方がありません。今予約しても7月以降ということでしたが、せっかくだったので一体予約しました。
一つ一つ手書きで描かれているそうなので、どんなお顔の子がやってくるか楽しみに待つことにします。

 館内にはたくさんの砥部焼が展示されているので、じっくりゆっくり色々と見て回りました。
砥部焼といえば白い磁器に青い唐草模様の描かれたものが一般的ですが、最近の砥部焼は青い色に個性を感じるものから砥部焼とは思えないようなカラーリングのものまでとても多彩です。

※撮影許可をいただいて撮影しています。

砥部焼のいいところは、とにかく丈夫なところ。しっかりした厚みが安心感を感じる反面、その分重いものが多いのですが、最近は軽量の砥部焼もあったりして、窯元の方々がより使いやすく、より良いものをと研鑽されてることが伝わります。

食洗機でもじゃぶじゃぶ洗えるし、つるっと手を滑らせても割れにくく、厚みのある食器は温かみと安心感を感じられて贔屓目なしに優れものです。

4につづく。

いいなと思ったら応援しよう!

猫みかん
海外ひとり旅に向けてコツコツ頑張ってます!旅先で写真を撮ってnoteで共有したいです。応援いただけたら飛び上がるほど喜びます!