子供の成長
わたしには2人の娘がいます。
娘が中学生になってから、いやその少し前から、何をするのも、どこへ行くのも常に娘たちが一緒だった生活から、少しずつ娘たちとわたしの流れる時間が分かれはじめた気がします。
それをきっと「成長」というんでしょうが、オギャーと生まれた日から片時も離れずにずっとそばで見守ってきたので、わたしは今なんともいえない寂しさを感じています。
中学生になった娘は、急激に家にいる時間が少なくなりました。学校と部活と塾で、彼女の24時間のほとんどは友達と過ごす時間と睡眠になりました。
いつかのわたしもそうでした。
中学生になった途端、行ってきますと朝家を出て、ただいまと帰ってきて夕飯を食べて、自室にこもって宿題したり漫画読んだり友達と電話したり、家族と過ごす時間が激減しました。
でもそれが普通で、至って自然な流れでそうなり、家族のことはいて当たり前の空気のような、でも1番安心できる場所として、そこにあった気がします。
娘たちもそうやって自然と、母親にべったりだった生活から1人の自立しはじめた人間としての歩みを始めたんだなぁと思うと、もちろん喜ばしいことなんですが、幼い日々の彼女たちの時間が過ぎ去ったことにやはり寂しさを感じてしまいます。
この寂しさはどこから来て、何に対して感じてるのか、今のわたしには答えがわかりませんが、この寂しさを感じると浮かんでくるのは幼い娘たちの姿なので、育児に奮闘した日々が終わろうとしていることへの寂しさなのかなと思ったりします。
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